ポッドキャストの日

2016.09.30 Friday

9月30日は「国際ポッドキャストデー」だそうです。正式に記念日協会などに登録されているわけではなくて、Steve Leeさんという方が2013年に"勝手に"はじめたそう。ポッドキャストがあんまり盛り上がっていないということで、年に一度お祭りして盛り上げようぜ!という趣旨だそうですよ。

ポッドキャスト(PodCast)というのは、主にiPodで聴くダウンロード型番組配信サービスのことです。iPod+broadcast で PodCast ね。ダウンロード式のインターネットラジオみたいなもので、ストリーミングと違ってダウンロードしてしまえばオフラインでも聴けるのがメリット。公共ラジオ番組の抜粋版やおまけコンテンツ、業界人によるテーマトーク、素人の雑談、学習系音声コンテンツなどなど、ジャンルは多種多様です。
PodCastを聴くための購読アプリ(アグリゲータといいいます)には本当にたくさんの種類があるみたいなんですが、僕はいつもiPhoneで聴いているので、Apple純正のものを使っています。


人気の番組は、ランキングもありますし「ポッドキャスト おすすめ」とかでGoogleすればザクザク掘れるんですけど、せっかくなので僕がお気に入りのPodCastをいくつかご紹介します。

まずは定期購読して配信後すぐに聴けるようにしているものから。

■ひいきびいき

デザイナーの迫田大地さんと、声優・劇作家の木村はるかさんが、"ひいき"(贔屓)にしているものについて語る番組。毎週土曜日更新。ときに熱く、ときにゆったり、ときにはテキトーに、「好きなモノ・コト・ヒト」への愛をノンジャンルにしゃべります。
理系のだいちさんは、テーマにしたものをアウトラインからディティールまでしっかり「紹介」するスタイル。芸系のはるかさんは、紹介はそこそこに好きなものへの愛を感情表現豊かに爆発させるタイプです。好きだからといって「ここがいい!ここを見て!」ばかりでなくて、好きながらも気に入らないことや「他に人が見たらこうかもしれない」といった視点からも語っていて、そういうところがより「ひいきしてる感」を強くしています。
もうすぐ200回で過去回がかなり多いので、全部じゃなくて気になったテーマを拾い聞きするくらいがちょうどいいかもですね。

■NHK WORLD RADIO JAPAN

NHKが配信する時事ニュースの英語版。毎日更新。英語の勉強用です。
昨年ひさしぶりにTOEICを受験しまして、リスニングセッションの成績が思った以上に落ち込んでたので、"英語耳"を取り戻すために聞き始めました。英語学習のPodCastはたくさんありますが、10分〜15分程度にまとまっていて手軽なのと、スピードも僕にはちょうど良かったので選びました。ニュースだから内容の答え合わせもしやすいですしね。
このNHKの海外向けニュースには、英語のほかにフランス語、スペイン語、ロシア語、中国語、韓国語、タイ語やスワヒリ語のバージョンもあるので、語学学習にはちょうどいいんじゃないかと思います。

■東京ゲーム事変3D

仲良し3人組による雑談系ポッドキャスト。不定期更新。
学生時代からの親友同士なので、友達同士の気軽なおしゃべりをのぞいているような感覚です。仕切りタイプの「のーだい」くんが話をまとめつつ進行し、ちょっとひねくれた「アスヤ」くんが高いところから石を投げ入れて話題をかき回し、「ジミー」くんがダルげに反応する、という役回り。テンションは相当に緩めです。
最近はSkypeによるリモート収録をしているようで、3人の声の音量がバラバラだったり、モノラル合成でバランスが取れていなかったりで、若干聴きづらいのがもったいないところ。うまくやれば調整できそうな気もするんだけど、みんな忙しそうだしね。

あと、定期購読はしていないものの、たまに聴きたくなってまとめて聴いたりするのがこちら。

■i☆Ris芹澤優のせりざわーるど with you

声優で歌手の芹澤優さんがMCを務めるラジオ番組のポッドキャスト版。
始まってから終わるまで、とにかくハイテンションが振り切って一向にメーターが戻ってこない元気ラジオです。一人喋りのはずなのに誰かと会話してるような話し方とか、コーナー名がことごとく「ゆうちゃんの○○」で始まるところとか、イマドキの声優アイドルだなーという感じがします。
いつも聴いてる番組が落ち着いた雰囲気のものばかりなので、たまーにこういうぶっ飛んだ番組でココロの充電をしたくなるんですよね。ヴァイブス高まるー!

■CLAMPの京都上ル下ル

「xxxHOLIC」などでおなじみ、漫画家集団CLAMPのラジオ番組のポッドキャスト版。
関西なまりのお姉さんトーク番組で、普段聴いてるラジオ番組とは雰囲気が違って新鮮です。関西のノリってこんな感じなのかーと、不思議な気分で聴いてます。関東ではKBS京都は直接聴けないので、こうして再配信してくれるのは嬉しいですね。

それから、更新は終了してしまいましたが、過去番組の配信は続いていて今でもちょくちょく聴いているものがこちら。

■ゲーム脳ばと

高校時代からの親友3人組による雑談トーク。全138回(152エピソード)。
出演は「だいち」さん、「かい」さん、「わたる」さんの3人。この「だいち」さんは前述「ひいきびいき」の迫田大地さんです。「ひいきびいき」にくらべると、このころのだいちさんはだいぶトガってますね。男同士3人というのもあるのかな。
僕は、かいさんのウィットというかユーモアというか、話をズバーッと切り裂くような語り口がすごく好きで、ニヤニヤしながら聴いてます。この番組はテーマトークも面白いけど、フリートークが抜群に面白いです。

■東京ゲーム事変

前述「東京ゲーム事変3D」の前身番組。全83回(85エピソード)。出演者は同じ。
この「無印」のころは3人とも大学生で、週に1回のペースで定期配信していました。3人の役回りはこのころから変わってなくて、みんなキャラが立っていて面白いです。はっきりとゲームを中心としたテーマトークが主体なので、これも気になったものを拾って聴いていくのがおすすめ。

こんなとこです。
みなさんも「ポッドキャスト」楽しみましょう。

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なでしこ1部第14節 腰を据えねば

2016.09.26 Monday
2016 プレナスなでしこリーグ1部
第14節 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース●0 - 1○アルビレックス新潟レディース
2016/09/25(Sun.) 13:00 デンカビッグスワンスタジアム
7位(勝点17)→7位(勝点17)

個人的には今年3度目の新潟遠征となりました。ベストピッチに何度も選出されているビッグスワンでなでしこリーグを見られるのは、大変に素晴らしいことです。この日はJリーグとのダブルヘッダー開催で、公式では8800人を超える人たちに女子サッカーを見てもらうことができました。女子チームを持っていない鹿島のサポーターもたくさん見ていましたし、ほんの何人かでも興味を持ってもらえていたらいいなと思います。

後半戦に入っていまひとつ調子の上がっていない新潟が相手でしたが、しかしジェフのチーム状態も良好とはいえません。カップ戦で好調を維持した勢いはどこへいってしまったのか、チーム全体の連動性やフットワークがずいぶんと落ち込んでしまっています。この日も上尾野辺と斉藤有里を中心に絶妙の距離感でワイドなサッカーを展開する新潟に、試合の主導権を握られリズムを作られ続けてしまいました。特に前半はほとんどポゼッションをとれず、シュートはわずか1本。はっきりと「残留争いをしているチーム」のサッカーになってしまっています。

中でもボランチの西川彩華のパフォーマンスの低さが、本当に気になります。リーグ戦再開以降スタメン出場が続いているものの、セントラルMFとしての役割を果たせているとはとても言い難い。高さがあるのでハイボールの跳ね返しには貢献できていますが、平面でのファーストディフェンスやクリアランス、スプリント勝負では常に後手にまわってしまっています。とりわけ、味方のパスを受けてから次のプレーへの判断スピードが致命的に遅くて、ここにプレスをかけられてボールを失う場面が多すぎる。チームの"心臓"の位置がこうなってしまうと、攻守両面で大きな影響が出てしまうのです。

にっしー自身のポテンシャルは高いはずなんです。高校時代の活躍は言わずもがな、ジェフレディースに入団してからも随所に技術の高さやセンスの良さを見せていますから、決してできないということではないはず。ポジション適性なのか戦術との相性なのかはわかりませんが、見ているほうとしてもなんとも歯がゆい思いなんですよ。僕はにっしーには本当に期待していて、このチームでそのポテンシャルを遺憾なく発揮してほしいと思っているので、復活してくれる日を心待ちにしています。

試合を通じて圧倒的に攻められつづけ、最後にはやはり持ちこたえられずに押し切られての失点。あの展開ですから、ネットを揺らされるのは時間の問題ではありました。苦しい試合で結果も伴わず、選手たちは一様に沈痛な面持ちでロッカールームに引き上げました。なんとか浮上のきっかけをつかんでほしい。そう願うしかありません。

さて、ご贔屓の上野紗稀ちゃんですが。

今シーズン初めてベンチからのスタートになりました。73分に左サイドバックで途中出場して全試合の出場はキープしましたが、残念ながらシーズンフルタイム出場はならず。今季は大きなケガもなくずっと好調を維持してきていたので、残り5試合というところで記録が途切れてしまったのは惜しいことです。



古巣対決でレフトバックに入っていた美里さんに代わって、残り20分の推進力増強を任された上野ちゃん。ですが、すでに中盤を制圧されてチーム全体の運動量が相当消費していた中では、連携からアタッキングサードに飛び出すこともままならず、効果的な仕事はできませんでした。もう1列前だったらなーと思わなくはないですが、同点の場面では深澤さんも菅澤さんも必要でしたし、あんちゃんを下げるなら入れるのは鶴ちゃんだったと思うので、結果的にこの辺の采配も上手くいかなかったという印象です。専門職っていうのは難しいよね。あるポジションを極めていけば唯一無二の存在感を発揮できる一方で、今回のように「使い勝手がよくない」という一面も出てしまう。それはもう仕方ないことで、自分の強みとコンディションと、そのときのチームのリズムや戦術をいかにマッチさせていけるかってことだと思います。

あ、そういえば、この日はめずらしく髪をお団子にしてました。髪型は気分で決めてるそうなんですけど、ひさしぶりのデーゲームで、気温も予想外に上がって暑かったし、いつものポニーじゃしんどかったかもですね。上野ちゃんのお団子はなかなか見られないレアものなので、ちょっと得した気分でした(笑)

リーグ戦は残り4試合。INACや浦和といった地力のあるチーム、湯郷に伊賀という残留争いの直接のライバルがそろっています。気は抜けないし、皇后杯につなげるためにいい試合をしてほしいけど、なによりひとつでも多くの試合を、笑って終わりたいなって思います。がんばりましょう。

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ジェフレディースとサッカーをしよう!

2016.09.23 Friday

9月三連休の最終日、ジェフのホームであるフクアリの目の前で、ジェフレディースの選手たちと一緒にサッカーを楽しむという大変貴重な機会をいただいてきました。千葉市中央区のPTA協議会が主催する「親子フェスタ」というイベントで、今年で10回目になるそう。サポーター仲間のチビーズご一家が応募していて、小学6年生の次男坊の同伴という形で権利を譲っていただいたのです。実は一昨年にも参加させてもらっていて、僕自身は今回が2回目(昨年は雨天で中止でした)。子供たちとサッカーするのも選手たちと同じピッチに立てるのもなかなかないチャンスなので、楽しみにいってきました。

場所はフクアリの裏手にあるフクダ電子フィールド。もともと土のグラウンドとしてオープンしたこの場所は、ジェフの出資によってフルピッチ2面分の夜間照明付き人工芝フィールドがこの夏に完成したばかりです。ジェフレディースの練習場にもなっている真新しいピッチの上で思う存分ボールを蹴れるというのは、実に贅沢で貴重な経験。心配された天気もギリギリ持ちこたえ、暑くもなく寒くもなく絶好の運動日和です。子供たちはイベント開始が待ちきれず、早いうちからボールを蹴って走り回っていました。みんなサッカーが大好きなんだよね。

一昨年に参加したときにカジュアルな格好で来てしまって大失敗したので、今回はゲームシャツ・パンツとフットサルシューズまでしっかり準備していきました。準備運動とストレッチから入って、手つなぎ鬼ごっこ、寝そべった状態の子供たちをひっくり返す遊び、脚じゃんけんで負けたら脚の下をくぐって戻る、といったボールを使わない遊びを半分。それからボールを高ーく上げて、アタマからつま先まで触ってキャッチ!という定番ゲーム。そしてドリブル鬼ごっことボールの取り合いっこなど、わいわいとたっぷり遊びました。一昨年はけっこう簡単にへばったんですけど、今回はなかなかがんばったと思います。育ち盛りの6年生にもなんとかついていけていてた。シューズをちゃんと用意したのが大きかったかな。道具って大事ですね(笑)

ジェフレディースの選手は、今回はなんとユース組を含めた25人全員が参加。負傷中の選手はさすがにゆっくりと歩きながらでしたが、日本のトップリーグで活躍する選手がこれだけ多く参加するというのはすごいことだと思います。ありがたいね。手つなぎ鬼ごっこでは深澤さんに追いかけられ、小澤寛ちゃんの強烈なプレッシャーにあい、美里さんのチェイスをすんでのところでかわすはしゃぎっぷり。もうね、追っかけられてるときの威圧感がすごいんですよ。もちろん手加減してるんでしょうけど、高いレベルでプレーしてる選手というのはそもそものオーラが違うんだなと。これ公式戦のマジモードでやられたら、ビビッて足がすくんじゃうね。

そして、ドリブル鬼ごっこでチビーズ弟からちょこちょこ逃げてたら、そこに猛然と突っ込んでくる「左サイドの弾丸娘」登場。何とか逃げようとしたものの、数mの距離のアドバンテージなど上野ちゃんの快足の前では無いに等しく、ちょっとボールが脚から離れたところをあっさりとボールを奪われてしまいました。そのあとも切れ味鋭い切り返しを連発されて、ボールを奪い返すどころか触れもしないというね。いやはや、まいったよ(笑)

最後はチームに分かれてのミニゲームを2本。1本目は子供と手をつなぎながらのゲームだったんですが、正直これは一番キツかったです。大人に比べて子供は小回りが利くので、ぶんぶん振り回されるのよね。チビーズ弟くんは常に果敢に前線に上がっていって、味方シュートの跳ね返りに見事な左脚ボレーを放って、千晴さんの股下を抜くゴラッソを獲得!小学生でも、みんなホンットサッカー上手いよね。低学年の子はいっせいにボールに集まっちゃうのは変わらないけど、高学年になるとみんなちゃんと"サッカー"やってます。

休憩を挟みつつたっぷり2時間。久しぶりに広いピッチで思いっきりサッカーを楽しみました。こんなに楽しくボールを蹴ったのは本当にひさしぶりで、気持ちよかったです。県外サポには特に貴重な機会だったので、嬉しかったです。ありがとうございました。

イベントに参加したご家族には、ジェフレディースの試合の招待引換券がプレゼントされたそうです。ホームゲームはあと2試合、いずれも土曜のお昼のフクアリ開催ですから、見に着やすいでしょう。今度は公式戦で激しく戦う選手たちの姿を、スタンドから楽しんでくれるといいなと思います。待ってるよ!

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なでしこ1部第13節 女神さまがそっぽを向いた

2016.09.20 Tuesday
2016 プレナスなでしこリーグ1部
第13節 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース△1 - 1△コノミヤ・スペランツァ大阪高槻
2016/09/17(Sat.) 17:00 フロンティアサッカーフィールド
7位(勝点16)→7位(勝点17)

激戦のリーグカップも終わり、なでしこリーグが再開しました。再開初戦を逆転で制してのホームゲームは、下位で残留を争っている高槻が相手。リーグカップではダブルを取りましたし、きっちり勝ち星を取ってポイント差を広げ、残留を磐石のものにしたいところでした。




相変わらず苦戦している高槻に対して、リーグカップで大きくチーム状態を上げたジェフレディースは、勢いでも実力でも分があるはず。高槻との試合は、特に前半はいつも泥仕合になりがちなので、うまく攻め手を作って試合のペースを握りつつも、失点せずに後半につなげるというのがセオリーです。果たしてこの日もその通りの試合展開で、決定機をなかなかモノに出来ないながらも、相手にチャンスをほとんど作らせない守備が出来ていました。運動量で勝るジェフレディースが後半からエンジンをかければ、勝ちきることはできると思いました。

後半も完全にジェフのペース。両サイドからの展開を中心に、数多くのシュートチャンス、決定機をつくりました。試合を通じて放ったシュートは、実に18本。半分は決定的なチャンスです。なのに、1点しか取れなかった。

「決定機を多く作った」ということは、逆説的にいえば「決めなければならないシュートをはずしまくった」ということでもあります。パワーの乗ったミドル、ドンピシャのクロス、フリーでのシュートにボックス内でのワンチャンス。どれもこれも、GKの正面だったりクロスバーにヒットしたり上にフカしたり空振ったりばっかりでした。落ち着いて冷静に枠を狙えば仕留められるはずなんですが、この日のジェフレディースは何かがおかしかった。妙な焦りみたいなものがだんだんチーム全体に伝染していって、みんな普通じゃなくなってました。どうしちゃったんだ一体。

それだけのチャンスをフイにすれば、勝機が相手に転がるのは当然のことで。ひとつのミスから失点して、残り15分というところで大きな逆境に立たされることになってしまいました。それがサッカー、それがスポーツというものです。終了間際に深澤さんが意地の1点をもぎ取って辛くもドローに持ち込みましたが、勝ち星を計算していた相手にギリギリ引き分けというのは、なんとも物足りない。順位を一気に上げるチャンスでもあっただけに、非常に残念な試合結果になってしまいました。

さて、ご贔屓の上野紗稀ちゃんですが。

左サイドバックでフル出場。リーグ再開後もフル出場を続け、コンディションも好調を維持しているようです。この日はチーム全体が前がかりで、上野ちゃんもいつもより積極的にバイタルエリアに進入していきました。深澤さんや瀬戸口さんとの連携も、実にスムーズでしたね。




バイタルエリアというのは、相手陣ペナルティアーク付近、最終ラインとボランチとの間のエリアを指しますが、攻撃を意識してここを狙うとなると、普段のポジショニングからしていつもと若干変わってきます。この日の上野ちゃんは、いつもよりもやや中に絞った位置にいるように見えました。ビルドアップの際、速いテンポでパスがまわる中にコミットして一気にオーバーラップしていくのには、サイドバックとしては効果的なポジションです。ただ、守備になるとそうでもなくて、たとえば成宮や佐藤楓から長いボールが展開された際、空いているタッチライン際のスペースをサラ・グレゴリアスに明け渡してしまって、縦への推進力を発揮されるというシーンが目立ちました。単騎突破になることが多くてピンチになることはそうありませんでしたが、ちょっと気になったのは事実。いつもと違うバランスでの守備になって、GK含めた最終ラインが後手に回ることもなかったわけではありません。

そうして守備を多少犠牲にしても攻撃に力を注いで、後半には絶好の得点チャンスを迎えたのです。左サイドから菅澤さんに縦パスを入れると、ピッチ内の意識がジェフのエースに向く中でスルスルとボックス内まで進入。菅澤さんの意表をつくマイナスのグラウンダーの先で完全フリーで待ち構えましたが、狙い済ましたはずの左脚シュートは、無情にもクロスバーをヒットして枠の外へ流れてしまいました。

これには思わずアタマを抱えてしまいました。待望の初ゴールのはずだったのに、ちょっとの狂いでお預けになってしまった。上野ちゃん自身もショックだったようで、ボールが外に飛んでいった瞬間にガックリと膝から崩れ落ちてました。ほんの少しだけ、気負ってしまったかもしれない。大変にもったいないシーンでした。この悔しさは、次の新潟戦で晴らしてもらうことにしよう。

試合後にはリーグカップ準優勝の報告がありました。三上監督は「準優勝で満足している選手はいない」とキッパリ。リーグ戦の優勝は厳しいですが、今年はまだ皇后杯もありますからね。今年の皇后杯は決勝戦がフクアリ開催ということで、"ホームチーム"としては是が非でも帰ってきたいところです。そのためにも、残るリーグ戦5試合をしっかり戦いきって、チーム状態を上向かせていきましょう。

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なでしこL杯1部決勝 2個目の銀メダル

2016.09.06 Tuesday
2016 プレナスなでしこリーグカップ1部
決勝 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース●0 - 4○日テレ・ベレーザ
2016/09/03(Sat.) 19:30 味の素フィールド西が丘

いくつもの強豪チームに打ち勝って、辿り着いた決勝戦の舞台。4年ぶりにめぐってきたタイトル獲得のチャンスを逃すまいと、気合を入れて西が丘に向かいました。お昼に明治神宮で必勝祈願までして自分に発破をかけて。そうして全力をかけて臨んだ一発勝負のファイナルでしたが、やはり最強チームの壁は厚かった。



前半は互角の展開に見えました。お互いに大きなチャンスがありましたが、集中した守りで最後のフィニッシュは自由にさせなかった。ジェフは中盤の運動量でベレーザに起点に常に圧力をかけ、プレーの自由を奪うとともに、高い位置でボールを奪ってショートカウンター気味にベレーザのゴールを強襲することも多かった。記録上シュートは2本しか打てていませんでしたが、ゴールに迫っている感じはしていた。だから、このまま押し込んでいけば点は取れると、タイトルに近づけると思ってました。

ところが、前半のベレーザは、ギアをまるで上げていなかったのです。55分に先制点を奪われると、そこから怒涛のゴールラッシュ。両サイドからの流れるようなピンポイントクロスとボックス内の「点の勝負強さ」に屈して、10分間で3失点。この時間帯のジェフの選手はとにかく気が落ちてしまって、プレスにいく一歩が出ず、自陣で仕掛けてくるボールホルダについていけず、山根さんも飛び出しを躊躇してしまい、自陣の危険なエリアを完全に制圧されてしまっていました。最初の失点がミス絡みだったというのも影響したかもしれない。ここでグッと我慢できれば趨勢も変わったでしょうが、ギアをトップに入れたベレーザの威力はすさまじく、一気に畳み掛けられてしまいました。

その後、システムを3-5-2、さらに3-4-3に変更して、攻撃にかける人数を増やしてゴールを目指しましたが、パスやボールタッチ、フィニッシュの精度がわずかに足りず、最後までネットを揺らすことは出来ませんでした。山根さんも、田中美南に激しいチャージを受けながらも立ち上がって最後まで懸命にプレーしましたが、劣勢を跳ね返すことは出来ず。4年ぶりのタイトル挑戦は、またも準優勝という結果になりました。

悔しさしかありませんでした。レディースの試合に多く通うようになってからはじめてのタイトルへの挑戦権。ホームでもアウェイでも、タイトルを目指して選手たちが必死に走る姿を見てきましたから、どうしても勝ちたかった。試合後、喚起に沸くベレーザの脇で、涙もなく呆然と見つめる櫻本さんの後姿が強烈に焼きついています。準優勝、日本のNo.2という結果は立派なものに違いありませんが、最後の最後、ジェフレディースのみんなに笑ってほしかったなって、みんなで思いっきり喜んで締めくくりたかったなって思います。

さて、ご贔屓の上野紗稀ちゃんですが。

決勝戦も90分間フル出場。スタートは定位置の左サイドバックでプレー、システムがスリーバックに変わってからは左サイドハーフにポジションを上げて、ゴールを強く意識して走り続けました。運動量そのものは終盤まで落ちず、タイトルを目指して奮闘しましたが、届かず。




まず守備の形をしっかりセットして相手にリズムをつかませず、耐える中からチャンスを作って攻めにいこうというスタンスは、この試合でも変わりませんでした。バックラインとして左サイドの守備を安定させることからスタート。深澤さんとの連携から前をうかがいつつ、攻撃のチャンスを待っていました。劣勢の終盤にはポジションを上げて、得意のドリブルから何度もバイタルエリアに侵入。アタッカーとして非常に大きな存在感を示したことは確かです。

劣勢の終盤、ボールを持ってペナルティボックスに上がっていくと、鋭い切り返しで清水を振り切り、ニアサイドを狙って右脚を思いっきり振りぬきました。パワーも十分に乗った良いシュートでしたが、わずかにコースが甘くなって山下に弾かれてしまった。ドリブルからシュートまでの流れも完璧で、ゴール裏からでもゴールへのイメージがきれいに見えたくらいです。間違いなく今季最もゴールに近づいた瞬間でした。

左サイドバックのスペシャリストとして守備に磨きがかかり、なおかつアタッカーとしての存在感も発揮できている。今季の成長曲線は、想像をはるかに超えています。願わくば、これは近いうちに結果として結実してほしい。そのときを楽しみに、これからもスタジアムに駆けつけようと思います。

早いもので、今週末にはもうリーグ戦が再開します。リーグでは現在7位、入替戦圏まで6ポイントと、予断を許さない状況です。カップ戦での勢いと成長を足がかりに、残り1ヵ月半のリーグ戦を、右肩上がりで戦っていきましょう。僕も、微力ながら精いっぱい後押ししたいと思います。

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あれから21年 〜1.17を"知らない"僕ら〜

2016.09.01 Thursday

9月1日は「防災の日」です。1923年のこの日に発生した関東大震災にちなみ、また台風襲来の多い時期でもあることから、国民一人ひとりが自然災害への理解と認識を深め、被害軽減への備えを新たにする日として知られています。小中学校や各市区町村で防災訓練も行われ、昔は2学期の始業式に合わせて避難訓練が行われるのが恒例になっていましたね。

先日神戸に行った際、観光名所である神戸ポートタワーを訪れました。赤いフレームが特徴的なタワーの周辺は、かつてPuffyの歌の歌詞にも登場したメリケン波止場。一帯は「メリケンパーク」として整備されていて、現在は大規模な改修が行われていて立ち入り禁止でしたが、海辺の憩いの場として親しまれているそうです。

このメリケン波止場の脇に、「神戸港震災メモリアルパーク」があります。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災(平成7年兵庫県南部地震)で、神戸港は甚大な被害を受けました。メリケン波止場も例外ではなく、地盤が大きく沈下して岸壁が完全破壊。その破壊された岸壁を、当時のまま約60mに渡って原状保存している場所です。傍らには記録写真や年表、ジオラマに映像資料なども揃えてあって、当時の様子を詳細にたどることが出来ます。

何の気なしにこの震災遺構を訪れて、僕はものすごい衝撃を受けました。崩れた岸壁、傾いた街灯、ひしゃげた鉄柵。一目見て「凄惨」「怖い」以外の言葉が見つかりません。ほんのこれほどの規模でも絶句するわけですから、当時この一帯のすべてが崩れ去ったのを目の当たりにした人々がどれほどの絶望を味わったか、想像することも出来ません。



それからいろいろと考えました。ひとつは、震災遺構を残す意味について。東日本大震災の関連でも、「奇跡の一本松」をはじめとして様々な形で震災遺構を保存しようという動きがあります。実は、僕は基本的にこういう遺構の保存には反対でした。というのは、東日本大震災においては僕自身が直接的・間接的に被害を受けていて、非常に大変な時期を過ごしたため、「当時のことをあまり思い出したくない」と思っているからです。今でさえ、津波の記録映像を見たりするのはちょっとシンドいし、3月になって巷にその話題が増えてくると憂鬱な気分になります。できることなら、早いとこきれいさっぱり忘れたいのです。

でも、震災の被害を体験していない人たちに、その悲惨さや衝撃を伝えるには、「当時の様子をそのままその目に見せる」ことが一番大事なのかもしれないと思いました。実のところ、僕がこうして大きな衝撃を受け、21年前を冷静に振り返ることが出来ているのは、僕が阪神・淡路大震災で直接的な被害を受けていないからです。過去の歴史的事実を認識した上に上乗せされた体験だから、いろいろ考えることが出来る。同じように、災害の被害を知識でしか知らない人たちが、震災遺構を訪れることでそれを追体験し、その先に復興の歩みや防災への教訓などが伝わるなら、遺構を残す意味は大きいのかもしれない。

もうひとつは、ボランティアとして被災地にコミットする"覚悟"についてです。2000年代以降、地震だけでも新潟中越(2004年)、新潟中越沖(2007年)、東日本(2011年)、熊本(2016年)と大規模な災害が頻発していて、その度に復旧・支援のためのボランティア活動が大きくクローズアップされるようになっています。新潟中越地震当時、大学生だった僕の元にも、支援ボランティアとして現地入りしないかという誘いがあるルートを通じてありました。時間的制約(秋学期が始まったばかりだった)が大きくて断念しましたが、今あらためて「行かなくてよかった」と思っています。

だって、あんな惨状が当たり一面に広がっていて、加えて人々の間には鬱々とした感情がくすぶっているわけです。そんな真っ黒な状況の中に、ハタチそこそこの僕が単身突っ込んでいっても、たぶん精神的に耐えられなくなっていたと思う。「人々を助けたい」「少しでも役に立つなら」という動機はとても重要なものだけど、同時に現地の凄惨な状況を直に体験すること、大きな負の空気を全身で受け止めることを覚悟しなきゃならない。「気軽に」とか「考えるより行動」なんて、とても言えるもんじゃないと思いました。

知らないことによる恐怖はもちろんありますが、知ってしまったからこそ味わう恐怖もあります。過去の災害を知った恐怖と、これからくる災害の恐怖、その両方とうまく付き合いながら日々を過ごしていくしかない。自分の命を自分で守れるように、自分だけでどうにもならなくなったときには誰かに守ってもらえるように、常に備えて、気を引き締めて生きていく。臆病な僕が出来る、それが唯一の道なのかもしれません。

東日本大震災の実体験に基づく 災害初動期指揮心得
国土交通省 東北地方整備局 (2015-02-09)


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なでしこL杯1部準決勝 挑戦権獲得

2016.08.29 Monday
2016 プレナスなでしこリーグカップ1部
準決勝 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース○1 - 0●ベガルタ仙台レディース
2016/08/27(Sat.) 19:00 三木総合防災公園陸上競技場

最終節の勝利で、逆転で決勝トーナメント進出を果たしたジェフレディースは、準決勝を戦うために兵庫・三木に乗り込みました。そういうわけで、僕も一路神戸へ。当日はノエスタでJ1の試合があり、ジェフのトップチームも天皇杯の1回戦があって、完全に"裏番組"状態でしたけど、それでも500人を超える観客が三木に集まりました。INACもハリマもいなくてもこれだけ集まってる。女子サッカー、まだまだ盛り上がっていけるよ。

2週のインターバルを経ての一発勝負は、仙台が相手です。ジェフは仙台とは「相性がそれなりに良い」ということになっているらしいんですが、個人的にはあんまりそういう印象もないんですね。ガチハマリして解消するか、てんでダメでボロボロにされるか、その両極端という感じ。今季のリーグ戦では、まさにそういう部分が出ての1勝1敗ですんで、全然楽観できない心持ちで試合に臨んでおりました。

試合は、開始早々に右CKから菅澤さんがニアで巧く合わせて先制。ボランチとツートップを中心に、序盤から激しく相手の中盤にプレッシャーをかけていくスタイルで、仙台に攻撃の手立てを与えませんでした。全体的に守備意識を高く持って臨むというのは当初のプランだったようで、試合を通じてそれが徹底できたのが一番の勝因だと思います。最初にトバした分、前半の最後は防戦一方の我慢の展開になりましたが、それでも耐え切って無失点。

仙台は、高さもスピードも基本的にはジェフより上です。なのでまともにやりあっても勝ち目がない。技術の差を運動量で埋めるのはジェフレディースの伝統ではありますが、ベンチワークも含めて手を変え品を変え、相手の攻撃の起点にプレスをかけ続け、サイドからの展開を中心にしっかりと攻めきり、集中を切らさずに90分間を戦い抜きました。最終盤は鶴ちゃんを入れてバックラインを5人に増やし、さらに美里さんを左サイドハーフに投入して守備力を強化して、はっきりと逃げ切りを図る体制にシフト。見事にプランを結実させました。

合計5本のシュートはいずれも決定的なもので、小沢寛ちゃんも深澤さんも菅澤さんも、あとほんの少しの精度でゴールを奪えるほどのもの。何度アタマを抱えたかわからないね。このどれかが奏功して追加点を取れていれば、もっと楽な試合になったかもしれません。でも、1-0という薄氷の上に立ち続けたからこそ、最後まで全員が高い集中力を維持して、勝利をつかめたのかもしれないとも思います。

いずれにしろ、全員で「走る、戦う」を貫いたからこその勝利。会心の一勝でありました。

さて、ご贔屓の上野紗稀ちゃんですが。

左サイドバックでフル出場。DFとして無失点を達成し、役割をきっちり果たしてのこの笑顔です。ホイッスル直後にガッツポーズが見えたり、でんぐりから大はしゃぎしたり。上野ちゃんにとっても会心の勝利であったことでしょう。





守備意識を高く保つプランに加え、開始早々にリードを奪ったことで、「失点をせずに勝ちきる」プレースタイルに終始しました。攻撃参加は控えめで、マッチアップする嘉数と常に正対して組み合い、思うようにプレーをさせない。後半に浜田遥が出てきますが、スピード勝負になると分が悪いのはわかっているので、だったらスピード勝負に持ち込ませなければいい。試合を通して「相手の良さを出させない」守備に徹しました。もちろん周りの磯金さんや深澤さん、瀬戸口さんともしっかり絡んで、複数人で相手をつぶしていく愚直なディフェンスを貫きましたね。

高槻戦から2週空きましたが、その間も先々週はミニ国体、先週はU-23の代表候補合宿と、休みなくサッカーを続けていました。疲労も心配されますが、むしろ動き続けているほうがかえってコンディションを保てるのかもしれません。体を動かすのが根っから好きなんだよね。充実して元気にピッチを走っているのを見られるのが、ファンとしては一番嬉しいです。楽しそうで何より。

さあ、決勝戦です。2012年の皇后杯以来、初タイトルに挑む権利を再び獲得して、西が丘に乗り込みます。相手のベレーザは、今の日本女子サッカーにおいて文句なしに最も強いチーム。簡単な相手じゃありませんが、もともと簡単じゃないのがカップ戦の決勝戦。ならば気負うことはない。言うまでもなく全力で、120%のチカラを尽くして90分を戦うだけよ。

優勝!するぞ!!

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【ネタバレあり】シン・ゴジラ "素材"にされたゴジラ

2016.08.25 Thursday

僕はいわゆる「平成ゴジラ」世代です。はじめて見たゴジラ映画は、1989年の「ゴジラ vs. ビオランテ」。もともと父が大のゴジラファンで、父に連れられて映画館に行ったわけですが、以降95年の「ゴジラ vs. デストロイア」までと、その後の「ミレニアムシリーズ」のすべてを劇場で鑑賞。父は、ゴジラの由来や歴史についても熱心に聞かせてくれて、僕もいろいろ本を読んだりしました。昭和ゴジラは今に至るまで見ることができていませんけど、気づけば僕は、特撮とゴジラ映画にすっかりハマッていたのでした。

1998年にハリウッドがゴジラ映画をリメイクしましたが、これは「ゴジラ映画」とはとても呼べない、単なるモンスター映画でした。これも家族で見に行きましたけど、一同すっかりショックを受けてしまって、なので2014年のハリウッド版は見に行きすらしなかったのです。

ですが今回、東宝が久しぶりにゴジラ映画を製作すると。CGなどの現代的なテクノロジーも導入して、新しい特撮とゴジラを作ると。製作を指揮するのが庵野秀明というのがもうとにかくめちゃくちゃに不安ではありましたが、それでも「東宝が作るゴジラ映画」を楽しみに、映画館に脚を運んだのであります。

以下、作品のネタバレを含みますのでご注意ください。たたみます。
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なでしこL杯1部第10節 チャンスをモノにするチカラ

2016.08.08 Monday
2016 プレナスなでしこリーグカップ1部 Aグループ
第10節 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース○4 - 1●コノミヤ・スペランツァ大阪高槻
2016/08/07(Sun.) 15:00 高槻市萩谷総合公園サッカー場
3位(勝点12)→2位(勝点15)

ベレーザに敗れたものの、2位・INACとの差は依然として1ポイント。土曜日にINACがベレーザと引き分けたことで、自力での準決勝進出が復活しました。そういうわけで、今回も勢いで大阪まで行くことにしました。今年は勢いで遠征するの多いな。でもいいんです。今年はそういう年だからね。




突破をかける試合の相手・高槻は、カップ戦はここまで1勝どまり。リーグ戦の不調をそのまま引きずっている形で、普通にやれば勝てる相手ではあります。ただ、その"普通に"やるっていうのがまた大変なことで、加えてこの日は気温37度の猛暑。ピッチ面は見た目以上に荒れていてボールコントロールが難しく、タフなコンディションでの試合になりました。

勝たなければいけない試合ですから、早いうちに1点を取って試合を優位に進めたいところ。なんですが、前半はペースを握って圧倒的に攻めつつも、フィニッシュに持っていけなかったり、精度の低いシュートになってしまったりで、相手ゴールを脅かすところまでいけませんでした。平たく言えば「いつもの感じ」。この日はトップ下に小回りの利く佐藤瑞夏ちゃんが入りましたが、高槻がボランチと最終ラインの間を非常にコンパクトに固めてきたことで、瑞夏ちゃんの運動量を活かしきることができませんでした。これをみた三上監督は、前半のうちに高さとスピードを両立できる小澤寛ちゃんにスイッチしましたが、攻撃が左サイドに偏りがちになっていて相手に狙いどころを絞り込まれてしまって、結局思うように攻めきれないまま45分間が終わってしまいました。いやあ、先が思いやられる!という前半。佐藤楓にきれいに抜け出されて山根さんとの1対1になるという大ピンチもあったし、一発でやられたりすると怖いな、と不安いっぱいの折り返しです。

ところが、後半に入って早々に菅澤さんのヘッド弾で先制すると、その後60分までに2点を追加して一気にアドバンテージを広げます。立ち上がりで高槻のバックラインの寄せが甘くなったのか、それとも選手交代によって守備のバランスを崩すことに成功したのか、この時間帯は前線の4人が比較的フリーでボールにアプローチできるようになりました。深澤さんと鴨ちゃんは中盤から前まで縦横無尽に走りまくり、ボールを追いかけて相手にペースを渡しませんでしたし、安斎さんも機動力を活かして2点目をアシスト。その後、ミドルサードでボールを蹴りあって試合を落ち着けられなかったり、CKからフリーでヘディングを決められて失点(またこのパターン!)したりはありましたが、リードを守って快勝。最後の最後に2位に滑り込んで、準決勝進出を果たしました。暑い中、みんなよくやりきってくれました。

さて、ご贔屓の上野紗稀ちゃんですが。

左サイドバックでフル出場。伊賀戦で千野さんが途中交代したので、リーグ戦とカップ戦を通してフルタイム出場をしているのが、上野ちゃんだけになりました。大きなケガもコンディション不良もなく、元気にピッチを走り続けています。ファンとしては何よりもうれしいことです。




ある程度勝ちを計算できる相手だったので、隙を見てグイグイと前に出て行ってゴールを狙うかと思っていたんですが、むしろ守備のバランスを整えて失点しないほうに振ったようで、ショートカウンターからのオーバーラップはやや控えめでした。停滞気味だった前半には、キレのあるドリブルでのチャンスメイクやカットインしてのシュートなどもあったので、拮抗した状況のまま終盤までもつれていたら、ポジションを上げていくこともあったかもしれません。終盤は点差も開いていたし、結果最優先の試合でしたんで、無理に攻めに出ることはなかったようです。そのおかげか、終了間際でも運動量は衰えず、高槻のサイド攻撃をしっかりシャットアウト。DFとしての役割を果たして、準決勝進出に貢献しました。

試合後には、「まだカップ戦続けられますね!」と満面の笑顔で話してくれました。スタミナに自信のある上野ちゃんでもこの日の猛暑はなかなかシンドかったようで、やはり終盤は前に出るに出られなかったようです。見てるほうもキツかったもん、選手がどれだけ大変だったかなんて想像を絶するよね。アマチュアは過酷ですよホント。

リーグカップの準決勝までは2週空きますが、次の週末は国体のブロック予選が山梨で開催されます。上野ちゃんも(例年通り)選出されているそうで、「ここ(大阪)よりもっと暑いらしいんですよねー。どーしよ。」とげんなりでありました。ブロック予選では、千葉県代表と茨城県代表が同じ山に入ってしまったので、個人的には実に複雑。でも、ひとつでも多くの試合を経験できることはプレイヤーとして間違いなくプラスなので、ケガには気をつけてがんばってきて欲しいと思います。

さぁ準決勝です。相手はB組を首位通過した仙台に決まりました。仙台との試合は、めっちゃハマるか全然ダメかのどっちかになりがち。今季の2試合は見事にそれが分かれた形での1勝1敗です。ならば2週でしっかりいい準備をして、決着を付けようではないか。

初タイトルまであと2つ。僕も現地まで行くことにしました。兵庫・三木は遠いけど、ジェフレディースの戦いをしかとこの目で見届けてきます!

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アマサカ、夏休み

2016.08.04 Thursday

8月に入り、つくばFCの男女トップチームは公式戦の中断期間に入りました。学校が夏休みになるこの時期は、2〜4種年代の大会が集中開催されることもあって、リソースがそちらに振られているんですね。佳境に入るリーグ戦とその先のカップ戦に向けて、チームもサポーターも"夏休み"です。

目標を現実的に切り替えたい【ジョイフル】

ジョイフル本田つくばFC
第50回関東サッカーリーグ1部 4位(勝点26、8勝2分5敗、得失点差+10)
第52回全国社会サッカー選手権大会関東予選 代表決定
第19回茨城県サッカー選手権 1回戦敗退

リーグ戦の逆転優勝へ向けてひた走っていたジョイフルですが、中断前の最終ゲームとなった流経大FC戦で痛恨の敗戦。残り3試合で首位・東京23FCと9ポイントとなり、優勝の目はほとんど消えてしまいました。中断開けの初戦がその東京23戦なので、勝ち点差をキープして首位叩きといきたかったんですが。

後期第2節から第5節まで4連勝。結果は出ていましたが、前半に低調な試合展開となることが多く、後半から終盤にかけて一気にギアを上げて逆転するという試合が続きました。こういう粘り強さは評価できるんですが、逆に序盤でスコアの差をつけられると難しい展開になってしまう。自分たちのミスで試合を難しくしてしまう一面も見られ、優勝争いに長く絡むことができませんでした。

もちろん現時点で可能性が完全に消えたわけではありませんが、目標を切り替えて気負わず足場を固めることも大事なことだと思います。まずは現在の4位をキープすること。その上で、3ポイント差の3位・市原を上回ることが現実的な目標になるでしょう。リーグ戦の最終順位は来年の全社予選の組み合わせに関わるので、可能な限り上の順位でシーズンを終えたい。JFLを見ると、栃木ウーヴァが残り8試合で残留圏まで10ポイント差の15位と厳しい状況で、関東リーグに降格となればそれだけで来季の序列が下がってしまうので、来年を有利な立場で戦うために3位は確保したいところです。

このほか、6月に行われた全社関東予選は、2試合連続の完封勝利で本大会の出場権を獲得。一方、天皇杯の県予選では、同じ関東1部の流経大FCに延長の末に敗れ、今年も本大会出場はなりませんでした。流経大FCには半月の間に2度敗れたことになります。大学リーグに参戦しているトップチームとの入れ替えがあって、選手層の厚い大学チームの地力を見せ付けられる格好になってしまいました。

ホームの力で残留を勝ち取りたい【レディース】

つくばFCレディース
2016プレナスチャレンジリーグEAST 5位(勝点16、5勝1分9敗、得失点差-12)

レディースはレギュラーシーズンの全日程を終えました。目標としていた4位には惜しくも届かず、順位決定プレーオフは下位リーグにまわります。過酷な残留争いが、まだ続くことになりました。

勝負を分けたのは、第14節で北海道に負けたことと、上位の鴨川、大和、常盤木から稼いだポイントの差でした。中位リーグいきを争った北海道が、監督交代後に脅威のV字躍進を果たしてこの3チームから11ポイントを奪った一方で、つくばは最終節での3ポイント止まり。スコア・内容ともに差をつけられての敗戦が多く、実力不足ということがはっきりしてしまいました。結果、4位にはわずかに3ポイント届かず。

前半戦の終わりに「軸になる選手が離脱してしまう野が一番怖い」と書きましたが、シーズン後半戦でそれが立て続けに起きてしまったのは不運でした。藤井、亀井、柿木、國香、原島と、主力級が一気に負傷離脱してしまったのは間違いなく痛手だった。ジョイフルのように代わりに他の選手が台頭すれば凌げたんですが、特にバックラインは選手層の薄さを露呈してスクランブルの連続になってしまいました。攻守両面でキープレイヤーを欠いてしまって、福浦監督も思うようにチームビルドができなかったと思います。

幸い、プレーオフの初戦までは1ヶ月以上のインターバルがあります。この間にしっかり身体を休めて怪我を癒し、もう一度チームの形を確立して、万全の体制でプレーオフに臨んでもらいたい。プレーオフは、3試合のうち2試合がホーム開催。地元の声援を受けて、ぜひ3連勝で残留決定といきましょう。

また、プレーオフ後の9月後半には、皇后杯出場をかけた関東女子選手権があります。関東の出場枠は8つ。厳しい戦いになることは必至ですが、なでしこリーグ勢との対戦という"財産"を手に入れるために、気を抜かずに戦っていきましょう。

遠征が増えそうです

さて僕自身の話を少しすると、6月7月でジョイフルのアウェイに2試合、レディースのアウェイは1試合行ってきました。ジョイフルは赤羽と龍ヶ崎なので大したことありませんが、レディースは新潟まで行ったのでちょっと大変だった(笑) プレーオフ唯一のアウェイもまた新潟になっちゃったので、どうやって旅費を安く抑えようか思案しています。

今後は、まずなんといっても10月の全社です。愛媛での開催で、しかも会場が広範囲に散らばっているので、割り当てがどうなるか今から戦々恐々としております。8月中には組み合わせが発表されるとのことなので、遠くに吹っ飛ばされないことを祈るばかり。それによって交通や宿泊の手配も変わってくるしね。


遠征は、つくばFCだけでなくてジェフレディースもありますから折り合いが大変です。今週末は大阪に行くことにしましたし、その試合の結果如何で月末に神戸に行くことになるし、さらに11月からは皇后杯が始まります。つくばFCレディースも皇后杯本戦を目指して戦うし、1〜3回戦あたりが関東近郊で開催されることはほとんどない(昨年の1回戦とかホント酷い!)ので、ここも遠征になる。ああー、お金と時間が足りない!

ま、しばらくはお休みです。それなりの準備はしとかないといけませんが、お盆はゆっくり休んで、秋のクライマックスシーズンに備えようと思います。まだ先は長いからね。

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