2010 F1世界選手権 第1戦 ガルフエア・バーレーングランプリ
決勝 / バーレーンインターナショナルサーキット 49Laps(308.405km)
1位:フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
2位:フェリペ・マッサ(フェラーリ)
3位:ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
今年も話題満載だったストーブリーグを終えて、待ちに待った開幕戦。例によってレギュレーションには多くの変更が加えられ、果たしてその変化がどうなるのかという注目の開幕戦。給油の禁止、ミハエル・シューマッハの復帰、フライング・フィンの不在。混沌と混乱が支配する、注目の開幕戦です。
僕は日曜日はサッカーの試合を見に行っていたので、決勝の模様は月曜日の再放送で全編見ました。CSだと何度か再放送をしてくれるので助かります。ちなみに公式予選は土曜日に生中継を見てました。
バーレーンのサーキットは、今年レイアウトの変更が行われ、全長がかなり延びました。今季19戦行われるカレンダーのうちでも、スパに次いで長い6kmのロング・ディスタンス。「ブレーキには優しくなったけど、タイヤには厳しくなった」とはブリヂストンの浜島チーフの弁で、追加されたセクター2の連続コーナーは、タイヤにはとても厳しいものになるだろうと、特にクルマが重い序盤は辛いのではないか、とのことでした。
が、これがとんだ計算違い。ポールポジションからスタートしたセブ・ヴェッテル以下、アロンソ、マッサ、ハミルトンと順調なレースペースで混乱なく、最後まで走り切ってしまいました。心配されたタイヤのタレもほとんどなく、とんだ肩すかし。
ヴェッテルは34周目にエグゾーストパイプが破損してしまったようで、一気にペースダウン。一時は2分5秒台という絶望的なラップタイムまで落ち込み「ポイントを取れればラッキー」とまで言われましたが、その後ヴェッテル自身のポテンシャルでもって2分1秒台まで戻して、最終的には4位でフィニッシュ。まずはよくがんばった、と言いたい。ですが、ノートラブルだったら優勝だったのはほぼ間違いのないところなので、レッドブルのテクニカルスタッフには、しっかり教訓にしてもらいたいです。昨年こういう取りこぼしを重ねたことで、彼はタイトルに手が届かなかったのだから。
そういう意味でも、Planet-F1が言う「F10(フェラーリのマシン)こそ乗るべきマシン」というのは、まったくもって正しいのでしょう。シーズン前から他チームとのアドバンテージを見せつけて、予選でも速さを見せ、レースでも安定した走りでもって1-2をかっさらったアロンソとマッサ。昨年は完全なる「失敗作」で、7月の段階で早々に開発をあきらめたフェラーリでしたが、今年のフェラーリF10は、現時点で無敵かもしれません。1周・1発のアタックが少しばかり速いマシンより、速くて信頼性があって壊れないマシンのほうが「良いマシン」であるのですから。
マクラーレンとメルセデス(昨年のブラウンGPチームである)は、目立って良さを発揮することができなかったものの、フェラーリやレッドブルと比べて致命的に取り残されているわけではありません。35度を超える超高温のバーレーンは、エンジンにやたら厳しいことは周知の事実ですし、彼らは同じエンジンを積んでいるわけですから、そのパフォーマンスも当然同等。それに、開発フィードバックには定評のあるハミルトン、シューマッハというドライバーがいるわけですから、追いつくのは時間の問題でしょう。
セカンドグループと目されたザウバーは、屈辱のダブルリタイア。とはいえ、予選では2人ともギリギリでQ2進出がやっとだったわけで、このコースには車が合わなかったのでしょうね。ヨーロッパラウンドに入ってからが勝負、といったところでしょうか。フライアウェイの3連戦は、我慢の1ヶ月になると思います。
次は2週間後のオーストラリアです。公道コースのアルバートパークは、狭いトラックと狭いランオフエリア、タイトなコーナーで大混乱の要因が満載。近年は必ずセーフティカーが出動しています。あまりにもオーバーテイクが少なくて退屈だったバーレーンを見て、さて、オーストラリアではどうなるか。Planet-F1は興味深い予測をたてています。
[F1通信]F1バーレーンGP 5の結論
決勝 / バーレーンインターナショナルサーキット 49Laps(308.405km)
1位:フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
2位:フェリペ・マッサ(フェラーリ)
3位:ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
今年も話題満載だったストーブリーグを終えて、待ちに待った開幕戦。例によってレギュレーションには多くの変更が加えられ、果たしてその変化がどうなるのかという注目の開幕戦。給油の禁止、ミハエル・シューマッハの復帰、フライング・フィンの不在。混沌と混乱が支配する、注目の開幕戦です。
僕は日曜日はサッカーの試合を見に行っていたので、決勝の模様は月曜日の再放送で全編見ました。CSだと何度か再放送をしてくれるので助かります。ちなみに公式予選は土曜日に生中継を見てました。
バーレーンのサーキットは、今年レイアウトの変更が行われ、全長がかなり延びました。今季19戦行われるカレンダーのうちでも、スパに次いで長い6kmのロング・ディスタンス。「ブレーキには優しくなったけど、タイヤには厳しくなった」とはブリヂストンの浜島チーフの弁で、追加されたセクター2の連続コーナーは、タイヤにはとても厳しいものになるだろうと、特にクルマが重い序盤は辛いのではないか、とのことでした。
が、これがとんだ計算違い。ポールポジションからスタートしたセブ・ヴェッテル以下、アロンソ、マッサ、ハミルトンと順調なレースペースで混乱なく、最後まで走り切ってしまいました。心配されたタイヤのタレもほとんどなく、とんだ肩すかし。
ヴェッテルは34周目にエグゾーストパイプが破損してしまったようで、一気にペースダウン。一時は2分5秒台という絶望的なラップタイムまで落ち込み「ポイントを取れればラッキー」とまで言われましたが、その後ヴェッテル自身のポテンシャルでもって2分1秒台まで戻して、最終的には4位でフィニッシュ。まずはよくがんばった、と言いたい。ですが、ノートラブルだったら優勝だったのはほぼ間違いのないところなので、レッドブルのテクニカルスタッフには、しっかり教訓にしてもらいたいです。昨年こういう取りこぼしを重ねたことで、彼はタイトルに手が届かなかったのだから。
そういう意味でも、Planet-F1が言う「F10(フェラーリのマシン)こそ乗るべきマシン」というのは、まったくもって正しいのでしょう。シーズン前から他チームとのアドバンテージを見せつけて、予選でも速さを見せ、レースでも安定した走りでもって1-2をかっさらったアロンソとマッサ。昨年は完全なる「失敗作」で、7月の段階で早々に開発をあきらめたフェラーリでしたが、今年のフェラーリF10は、現時点で無敵かもしれません。1周・1発のアタックが少しばかり速いマシンより、速くて信頼性があって壊れないマシンのほうが「良いマシン」であるのですから。
マクラーレンとメルセデス(昨年のブラウンGPチームである)は、目立って良さを発揮することができなかったものの、フェラーリやレッドブルと比べて致命的に取り残されているわけではありません。35度を超える超高温のバーレーンは、エンジンにやたら厳しいことは周知の事実ですし、彼らは同じエンジンを積んでいるわけですから、そのパフォーマンスも当然同等。それに、開発フィードバックには定評のあるハミルトン、シューマッハというドライバーがいるわけですから、追いつくのは時間の問題でしょう。
セカンドグループと目されたザウバーは、屈辱のダブルリタイア。とはいえ、予選では2人ともギリギリでQ2進出がやっとだったわけで、このコースには車が合わなかったのでしょうね。ヨーロッパラウンドに入ってからが勝負、といったところでしょうか。フライアウェイの3連戦は、我慢の1ヶ月になると思います。
次は2週間後のオーストラリアです。公道コースのアルバートパークは、狭いトラックと狭いランオフエリア、タイトなコーナーで大混乱の要因が満載。近年は必ずセーフティカーが出動しています。あまりにもオーバーテイクが少なくて退屈だったバーレーンを見て、さて、オーストラリアではどうなるか。Planet-F1は興味深い予測をたてています。
しかしあまりに悲観的になる前に、オーストラリアに対する楽観的なシナリオを考えてみよう。[ESPN F1]バーレーンGP - 決勝レポート
通常のレーシング条件ではオーバーテイクが不可能に近いことを実感したドライバーは、先頭に出る唯一のチャンスは最初の周回だと理解し、思い切ったことをする。
ドライバーが思い切ったことをすれば、アルバート・パークのタイトなコースにセイフティ・カーが何度も出動する。そしてセイフティ・カーが出動すれば、一部ドライバーはタイヤがレースの最後までもつことを期待して、早めに「フリー」のピットストップをするという賭けに出る。これが大混乱のきっかけとなり、おそらくトラック上でドラマが多発する。
そう、これは期待に過ぎない。
[F1通信]F1バーレーンGP 5の結論
JUGEMテーマ:スポーツ



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