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富士通とdocomoがなんか面白いモノを作ったと聞いて

2011.05.18 Wednesday
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1105/16/news049.html
[ITmedia]“F”のケータイと“7”なPCが1つになっちゃった――Windows 7ケータイ「F-07C」 via kwout

iPhoneを買ってから、ケータイ新製品発表への関心はどーんと下がっていて、ニュースサイトの記事すらあんまりきちんと見ていませんでした。ですが、今回は話が違います。

パッと見たときは、今年度の日本市場投入が発表されていた「Windows Phone 7」の端末かと思ったんです。ですが、日本の富士通製だというし、モデルナンバーも「F-07C」といかにも日本式だし、なんかおかしいと。で、よくよく記事を読んでみたら、これはスマートフォンではない、と!

ITmediaの実機レポートを読んでいる間、ところどころ声をあげて笑ってしまいましたよ。およそ"ケータイ"の枠に収まらないスペック、PCとケータイが見事に「合体」しているさま、そういうのを目の当たりにして、「こいつは面白い!」と笑い転げていました。自宅でよかったw

[ITmedia]LOOX Uを超えたケータイサイズの新LOOX──“PC”として写真と動画で見る「Windows 7ケータイ F-07C」
[富士通]携帯電話(F-07C) 製品情報
[Engadget]スライドキーボード付き Windows 7 ケータイ F-07C、ドコモから

製品名称「FMV LOOX F-07C」は、携帯電話機能を内蔵した小型モバイル"PC"。LOOXは富士通製モバイルPCのブランド名で、ラップトップブランドFMV-BIBLOに含まれるもの。前述のITmediaの記事に写真が載っていますが、本体背面には「Windows 7」「Intel」のロゴステッカが貼られています。これはWindows OSとIntel CPUを搭載したパソコンなどにつけられるものなので、このF-07Cは一般的なパソコンと同じカテゴリとして立派に認められているわけですね。そのせいか、docomoのラインナップにおける「PRO」や「Smart」などのシリーズに一切属さない、異色の扱いになっています。

スペック面を軽くさらってみますと、

・GSM、3G、HSPA(7.2Mbps Downlink、5.7Mbps Uplink)
・61 × 125 × 19.8mm、218g
・Intel Atom Z600 CPU 1.2GHz
・4インチWSVGA(1024×600ピクセル)タッチパネル液晶
・5.1Mpix CMOSメインカメラ、0.32Mpix CMOSサブカメラ
・IEEE 802.11b/g/n WiFi、Bluetooth、WorldWing(3G+GSM)
・GPS、Felica、iコンシェル、i Bodymo等のiモードサービス標準対応
・Windows 7 Home Premium 32bit プリインストール
・1GB メインメモリ
・32GB SSDストレージ
・カラバリはNavy Blackのみ

スライド式QWERTYキーボードを搭載し、トラックボールと「左クリックボタン」(笑)でポインティング操作も可能。サイドキーをワンタッチするだけで「PCモード」と「ケータイモード」を切り替え、PCモードでは全く自然に"Windows PC"として使うことができます。OSがモノホンのWin7だし、メモリも1GBでまぁまぁ十分だし、でも「全く自然に」って言ったって、モバイル端末だから制限はあるんでしょうよ。所詮はケータイですものねぇ。

なんて思っていたら大間違いであります。

MS Office 2010(2年間ライセンス版)や最新のInternetExplorer 9、各種電子辞書ソフト、サイドバーガジェット、テキストエディタなど、標準構成のPCに搭載されているアプリケーションがバッチリ入っています。
さらに、別売りオプションのクレードルには、USB2.0×4ポート、HDMI出力、DC電源入力が備わっていて、手持ちのキーボードやマウス、ディスプレイが使える。
USB接続の光学ドライブやストレージを利用すれば、Windows用のアプリケーションがガシガシインストールできてしまう。

おわかりか。これはれっきとした「モバイルコンピュータ」なんですよ。ラップトップコンピュータのレベルとほとんど変わらない、正真正銘の「Windows PC」なんです。

PCモードでの連続稼働時間は約2時間。若干短い気もしますが、充電ケーブルはmicroUSB→標準USBなのでeneloop MobileBoosterなどのポータブルバッテリーも使えるし、AC電源用のアダプタも付属しているので、他のスマートフォンと同じような準備をしておけばそこそこもちそうです。僕はいまiPhone用にモバブーの1回充電タイプを使っていますが、F-07Cを使うなら大容量版を持っていたほうが良さそうですな。

ケータイモードは、ごくごく普通のiモード(FOMA)ケータイ。僕はdocomoの端末を使ったことがないのでイメージ比較すらできませんが、iコンシェルやおサイフケータイ(DCMX iD)、GPSサービスなどに標準対応。ワンセグはついていませんが、この手の端末を所望する層にはあまり必要でもなさそう。docomoには既に「スマフォの形をしたiモード」が存在すると聞いてけっこう驚いたんですが、ケータイモードはいわゆるそういうものになるようです。PCモード時に着信があった時も、ちゃんとケータイモードに切り替わってくれるそうなので、安心です(当たり前だがw) 大きさはiPhoneとそう変わらないくらい、厚さはiPhoneの倍以上ありますので、やはり耳に当てるとなると違和感は禁じ得ないでしょうね。そこはこの類の端末の宿命です。

そういうわけで、FOMAケータイとWindows PCが見事に「合体」しているF-07C。いろいろと見れば見るほどに、面白い端末を出してきたなという印象です。こんなに興味をそそられる端末は、SoftBankの"インターネットマシン"922SH以来かもしれません。この端末をどういう人たちがどう使っていくのか、この種の端末が生き残っていけるのか、1年後・2年後にどんな展開が待っているのか、とても楽しみ。チャンスがあれば僕も使ってみたいけど、iPhoneを買ってまだ1年もたっていないので、ちと難しいかもですな。いやいや、楽しみなものを作ってくれましたよ。

余談ですが、PCモードではデバイスマネージャが開けるわけで、これを見れば普段は見られない「ケータイの中身」が丸わかりになってしまうというのが、個人的にはツボでしたw とことん面白いわ、これw

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| at 17:58 | PermaLink | IT・科学 | comments(0) | trackbacks(0) |
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