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なでしこ1部第13節 女神さまがそっぽを向いた

2016.09.20 Tuesday
2016 プレナスなでしこリーグ1部
第13節 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース△1 - 1△コノミヤ・スペランツァ大阪高槻
2016/09/17(Sat.) 17:00 フロンティアサッカーフィールド
7位(勝点16)→7位(勝点17)

激戦のリーグカップも終わり、なでしこリーグが再開しました。再開初戦を逆転で制してのホームゲームは、下位で残留を争っている高槻が相手。リーグカップではダブルを取りましたし、きっちり勝ち星を取ってポイント差を広げ、残留を磐石のものにしたいところでした。




相変わらず苦戦している高槻に対して、リーグカップで大きくチーム状態を上げたジェフレディースは、勢いでも実力でも分があるはず。高槻との試合は、特に前半はいつも泥仕合になりがちなので、うまく攻め手を作って試合のペースを握りつつも、失点せずに後半につなげるというのがセオリーです。果たしてこの日もその通りの試合展開で、決定機をなかなかモノに出来ないながらも、相手にチャンスをほとんど作らせない守備が出来ていました。運動量で勝るジェフレディースが後半からエンジンをかければ、勝ちきることはできると思いました。

後半も完全にジェフのペース。両サイドからの展開を中心に、数多くのシュートチャンス、決定機をつくりました。試合を通じて放ったシュートは、実に18本。半分は決定的なチャンスです。なのに、1点しか取れなかった。

「決定機を多く作った」ということは、逆説的にいえば「決めなければならないシュートをはずしまくった」ということでもあります。パワーの乗ったミドル、ドンピシャのクロス、フリーでのシュートにボックス内でのワンチャンス。どれもこれも、GKの正面だったりクロスバーにヒットしたり上にフカしたり空振ったりばっかりでした。落ち着いて冷静に枠を狙えば仕留められるはずなんですが、この日のジェフレディースは何かがおかしかった。妙な焦りみたいなものがだんだんチーム全体に伝染していって、みんな普通じゃなくなってました。どうしちゃったんだ一体。

それだけのチャンスをフイにすれば、勝機が相手に転がるのは当然のことで。ひとつのミスから失点して、残り15分というところで大きな逆境に立たされることになってしまいました。それがサッカー、それがスポーツというものです。終了間際に深澤さんが意地の1点をもぎ取って辛くもドローに持ち込みましたが、勝ち星を計算していた相手にギリギリ引き分けというのは、なんとも物足りない。順位を一気に上げるチャンスでもあっただけに、非常に残念な試合結果になってしまいました。

さて、ご贔屓の上野紗稀ちゃんですが。

左サイドバックでフル出場。リーグ再開後もフル出場を続け、コンディションも好調を維持しているようです。この日はチーム全体が前がかりで、上野ちゃんもいつもより積極的にバイタルエリアに進入していきました。深澤さんや瀬戸口さんとの連携も、実にスムーズでしたね。




バイタルエリアというのは、相手陣ペナルティアーク付近、最終ラインとボランチとの間のエリアを指しますが、攻撃を意識してここを狙うとなると、普段のポジショニングからしていつもと若干変わってきます。この日の上野ちゃんは、いつもよりもやや中に絞った位置にいるように見えました。ビルドアップの際、速いテンポでパスがまわる中にコミットして一気にオーバーラップしていくのには、サイドバックとしては効果的なポジションです。ただ、守備になるとそうでもなくて、たとえば成宮や佐藤楓から長いボールが展開された際、空いているタッチライン際のスペースをサラ・グレゴリアスに明け渡してしまって、縦への推進力を発揮されるというシーンが目立ちました。単騎突破になることが多くてピンチになることはそうありませんでしたが、ちょっと気になったのは事実。いつもと違うバランスでの守備になって、GK含めた最終ラインが後手に回ることもなかったわけではありません。

そうして守備を多少犠牲にしても攻撃に力を注いで、後半には絶好の得点チャンスを迎えたのです。左サイドから菅澤さんに縦パスを入れると、ピッチ内の意識がジェフのエースに向く中でスルスルとボックス内まで進入。菅澤さんの意表をつくマイナスのグラウンダーの先で完全フリーで待ち構えましたが、狙い済ましたはずの左脚シュートは、無情にもクロスバーをヒットして枠の外へ流れてしまいました。

これには思わずアタマを抱えてしまいました。待望の初ゴールのはずだったのに、ちょっとの狂いでお預けになってしまった。上野ちゃん自身もショックだったようで、ボールが外に飛んでいった瞬間にガックリと膝から崩れ落ちてました。ほんの少しだけ、気負ってしまったかもしれない。大変にもったいないシーンでした。この悔しさは、次の新潟戦で晴らしてもらうことにしよう。

試合後にはリーグカップ準優勝の報告がありました。三上監督は「準優勝で満足している選手はいない」とキッパリ。リーグ戦の優勝は厳しいですが、今年はまだ皇后杯もありますからね。今年の皇后杯は決勝戦がフクアリ開催ということで、"ホームチーム"としては是が非でも帰ってきたいところです。そのためにも、残るリーグ戦5試合をしっかり戦いきって、チーム状態を上向かせていきましょう。

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