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つくばFCの2017シーズンが終わりました (1/3)

2017.12.27 Wednesday

男子「ジョイフル本田つくばFC」は3月末に、女子「つくばFCレディース」は4月中旬にそれぞれスタートしたつくばFCトップチームの公式戦も、12月をもって2017シーズンの全日程を終了しました。男女とも激戦が続き、長い長いシーズンになりました。
例年のように、個人的な視点にはなりますが、つくばFCの今シーズンを振り返り、来季2018シーズンを展望してみます。

飛躍的な"成長"を見せつけた【ジョイフル】

ジョイフル本田つくばFC
第51回関東サッカーリーグ1部 2位(勝点41、13勝2分3敗、得失点差+27)
第53回全国社会人サッカー選手権 関東予選2回戦敗退
第20回茨城県サッカー選手権 1回戦敗退
第10回KSL市原カップ ベスト8

昨シーズンの5位という成績から巻き返しを狙ったジョイフルは、開幕4連勝・後期7連勝と大躍進。リーグ戦最終盤までVONDS市原との優勝争いを繰り広げ、最終的にはわずか1ポイント届かなかったものの、激戦の関東を立派に戦い抜きました。

41ポイントは2位チームとしては史上最多で、43得点はリーグ2位、17失点はリーグ最少。これまでのジョイフルの特徴である高い攻撃力に、今年は堅守が融合して、地域リーグ屈指のハイレベルリーグである関東1部でここまでの成績を残せるようになった。高い緊張感とプレッシャーの中でのリーグ戦は、選手たちにとって精神的にも肉体的にも消耗の激しいものになったと思いますが、同時にチームも個人も著しく成長することにもなりました。ベストイレブンに2人が選出されたように、今年は「ジョイフル本田つくばFC」というチームが大きく飛躍する年となりました。

シーズン中盤に、ケガ人の発生やコンディション調整不足などで苦戦することになり、それが結果に響いてしまったことは否めません。ただ、「誰かが抜けても、他の誰かがしっかり仕事を果たしてくれる」というのが、今までのジョイフルになかった今年の強みでした。池田が得点王、川村がベストイレブンに選出されましたが、この2人が突出していたわけでは決してない。ポテンシャルの高い選手たちが集まり、クオリティの高いサッカーを続けたからこそ、ここまでの結果を残せたのだと思います。

全社の出場権を逃し、リーグ優勝も叶わなかったことで、最終的にJFLへの昇格権利を断たれてしまったことは、残念でなりません。この強いチームで全国リーグへの道を切り開きたかったというのは本音ではあるけども、この経験は、チームに、クラブに、選手たちにも、決して揺らぐことのない自信と誇りを植え付けたと思います。

価値のある4つの勝利をつかんだ【レディース】

つくばFCレディース
2017 プレナスチャレンジリーグEAST 6位(勝点7、1勝4分10敗、得失点差-24)
2017 プレナスチャレンジリーグ総合 12位(勝点0、0勝0分3敗、得失点差-8)
2017 プレナスチャレンジリーグ入替戦 1勝1敗 残留決定(2戦合計2-2、アウェイゴール数により)
第39回関東女子サッカー選手権 第7位
第39回皇后杯 全日本女子サッカー選手権 1回戦敗退

全国リーグ3年目となった今年、かつてないほどの苦戦を強いられたレディース。4月の開幕以降ひとつも勝てないシーズンが続き、引き分けでポツポツと勝ち点を積んだものの、結果の出ない試合の連続でした。プレーオフでも勝利できずに3年連続の入替戦となり、チーム状況も苦しい中、それでもなんとか残留戦に勝利。来年もチャレンジリーグで戦う権利を手にしました。

今季の公式戦は全部で25試合。そのうち、PK勝ちを含めても4つしか勝利を挙げることができませんでした。数字を見れば「結果が出なかった」と言わざるを得ませんが、それでもその4つの勝利はどれもたいへんに価値のあるものだったと思います。長いトンネルを抜けた先のレギュラーシーズン最終節での初勝利。惨敗のプレーオフから一夜明けた連戦の皇后杯予選で勝ち取った復活の勝利。初めての皇后杯本選出場を決めたPK戦。そして来季のチャレンジリーグ残留を勝ち取った渾身のウノ・ゼロ。数少ない勝利だからこそ、その時の光景がありありと思いだされますし、その感動と興奮も鮮明に覚えています。

今季も昨年同様、ケガによる主力の長期離脱に苦しめられたのが、低迷の原因といっていいと思います。各ポジションにポテンシャルの高い選手を配置してシーズンをスタートしたものの、チーム戦術の骨格が出来上がる前に離脱者が続出してしまった。特に最終ラインのメンバーがごっそり抜けてしまったのは本当に痛手で、シーズン終盤はアンカーやサイドが本職の選手をコンバートしてどうにか形を保っているような状況でした。ホームゲームに行くたびに松葉杖をついている選手がひとつずつ増えているような状態は、見ているこちらも本当につらくて、もう少しどうにかならないのかと思ったものです。

一方で、昨年ケガでレギュラーシーズンを棒に振った豊嶋が、今季はフル稼働。リーグ戦で6ゴール、入替戦でも貴重なアウェイゴールを含む2得点を挙げ、名実ともにつくばのエースとして君臨しました。「豊嶋の単騎突破しかチャンスがなかった」という見方もできますが、強みを活かした得点を量産できたのは、今後に向けても好材料です。低迷したチーム状況の中で、数少ない明るい話題となりました。
立ち位置を明確にしたい【ネクスト】

昨年に続き男女ともセカンドチームを稼働させたつくばFC。茨城県社会人リーグ2部Aに参戦した男子の「つくばFCネクスト」は、13試合を10勝2分1敗の勝点32(得失点差+34)として、昨年に続いて2位。茨城県女子リーグ1部に参戦した女子の「つくばFCレディースネクスト」は、7試合を2勝0分5敗(得失点差-17)として5位に終わりました。

昨年も同じようなことを書きましたが、現状のセカンドチームは、その本来の機能を果たせているとはとても言えません。下位カテゴリで実戦経験を積むことでクラブ全体の戦力の底上げを促し、トップチームへの還流を目指すのが、セカンドチーム保有の意義ですが、シーズン前に男子の2人がトップ昇格しただけでシーズン中の昇格はなく、また昇格した2人もリーグ戦では出場時間を確保できませんでした。ただ、県2部で2年連続の2位という成績は、将来性を考えれば十分満足でき、今後2年程度で県1部に昇格できれば、トップチームへの戦力還流もできてくるのでは、とは思います。

深刻なのは女子のほうで、30人以上のトップ登録選手を整理する目的で発足したものの、先のとおり負傷者の続発で余裕がなくなり、ネクストはユース登録選手主体のチーム構成にならざるを得ませんでした。で、マズかったのはその「つくばFCレディースユース」自体も県女子リーグ2部に参戦しているという事実で、当然ですが二重登録ができないために試合時に11人そろわないという事態が頻発していたということです。レディースユースは、高校3年生から中学1年生まで含めても、ようやく紅白戦ができるくらい。ユース主体のチームを2つもリーグに参戦するほどの余裕がないことは明らかです。

トップチームでの離脱者続出というイレギュラーがあったにせよ、ネクストの扱いを今後どうするのか、クラブの経営体力や保有の意義、体制なども含めて、来年の状況を注視したいと思います。

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