なでしこ交流戦を見てきました

2017.02.20 Monday
なでしこリーグに所属するチームが千葉に集合して、集中的に公開トレーニングゲームを開催する「なでしこ交流戦」。今年も見に行ってきました。ジェフレディースは練習日程が公表されず見学の機会がなかなかないので、こういうチャンスは貴重です。僕は木曜日と土曜日の午後にも行きましたが、木曜日は平日にもかかわらず多くの人が見学に訪れ、土曜日もフクアリでトップチームの練習試合が行われていましたが、たくさんの人がスポレクに来ていました。

木曜日はホームゲームでも使用するゼットエーオリプリスタジアム(市原臨海競技場)で2試合。午前に伊賀と、午後に浦和と対戦しましたが、いずれも0-1の敗戦でした。土曜日の午後は市原スポレクパークでエルフェン埼玉と対戦して2-2のドロー。今回の交流戦は8試合して2勝4分2敗、7得点5失点ということで、攻守ともにもうあと2歩くらいと言ったところ。写真つきのレポートが公式サイトに(飛び飛びですが)ありますので、雰囲気はそちらも見て感じてみてください。
2月16日(vs. 伊賀0-1、vs. 浦和0-1)
2月17日(vs. 湯郷0-0、vs. KSPO3-0)
2月19日(vs. ノジマ2-1)

バックラインは昨年から選手の入れ替わりがないので、ベースは変わらないと思います。ただ、これは昨年後半からですが、センターバックの人員が過剰にはなっていたり、実力はありながらマッチングの問題で定位置をつかめなかった選手がいたりという事態になっているので、そのあたりの「溢れている」選手をどう活かしていくのかというのは注目したいところ。ポジション争いもあるでしょうが、役割のコンバートも含めて開幕までどう煮詰めていくかは、楽しみでもあり怖くもありますね。

中盤から最前線にかけての攻撃陣は、はっきりとスクラップ&ビルドの真っ最中です。過去2シーズンで核を担っていた選手が3人もいなくなってしまったので、ゼロからの再スタートになります。代わりを探す方向にいくのか、このメンバーで新たなパターンを構築するのか、三上監督もまだ迷っている感じ。タレントはいますが、さてそれをどうジェフのサッカーに合わせていくか、ポテンシャルを引き出すかというところはまだまだのようです。

現時点では伊賀よりも評価が低く、ノジマや埼玉と並んで残留争い候補の状態。厳しい戦いになりそうですが、開幕までの1ヵ月半で少しでもチーム力が向上して、他との差が詰まってくれることを期待するしかありません。

さて、ご贔屓の上野紗稀ちゃんですが、木曜日は午前は後半の45分間、午後は前半の45分間。土曜午後はフル出場しました。いずれも左のサイドバック。多くの選手が様々なポジションでのプレーを施行した中で、単一ポジションでのプレーが続いた数少ない選手になりました。ということは、とりあえずこのポジションのファーストチョイスは確保しているということでいいのかな。


バックラインの組み合わせもいろいろと変わった中で、ディフェンスリーダーとして守備陣をコントロールする場面もありました。バックラインには経験のある選手が揃っていますが、全員が視野を拡げて常に考え、チームメイトとのコミュニケーションを図り続けるのは大事なこと。その経験値を増やしていきたいという三上監督の意図もあったかもしれません。もともと上下関係なく言いたいことは言いたいというに言い合っている上野ちゃんですし、変わらぬ姿勢でチームを引っ張ろうとしています。

プレー面では、やはりボランチや前のサイドハーフとの組み合わせでプレースタイルが変わってしまうのは仕方のないところ。積極的なオーバーラップと攻撃参加が持ち味なのは変わりませんが、本番で発揮できるかどうかは相手関係にもよるでしょうね。
土曜日の埼玉戦では林香奈絵さんとの連携から相手GKと1対1の大チャンスを迎えましたが、プレーを迷ってしまって打ち切れませんでした。このあたりの判断速度や精度も、練習を重ねて上げていかねばなりません。

土曜日の試合後にちょっと話をさせてもらったときも、チームとしての危機感は重々感じているようでした。件のチャンスシーンも反省しきりで、「とにかく攻撃の精度を上げないと」と課題は認識している様子。なんか顔つきがちょっと変わりましたね。トレーニングの成果か意識の変化の賜物か、全体的にシュッと引き締まった印象でした。キャプテンに就任して責任も増しますが、背負い込みすぎずがんばりすぎず、自然体でチームを引っ張ってくれればと思います。真面目だからね。

そのキャプテン就任について、有料会員向けサイト「UNITED ONLINE」でインタビューを受けました。ダイジェスト動画にその様子が上がっていますが、まード緊張してますね(笑) 会員コンテンツでは、キャプテンに就いた覚悟と今シーズンにかける期待や決意、さらに日本代表や2020年の東京オリンピックへの思いも語っています。自分のために、チームのために、愛着のわいた2番を背負って、今年も懸命に走ってくれます。いつまでも「泣き虫上野」じゃないもんな。

リーグ戦の開幕まで1ヶ月あまり。課題は多いですが、幸いなことにそれを修正するための時間もたっぷりあります。しっかりトレーニングを積んで良い準備をして、開幕の仙台戦に万全の体制で臨んでほしいと思います。18試合というのは、長いようであっという間。1試合1試合の価値を噛み締めながら、今年のシーズンスタートを楽しみに待とうと思います。がんばりましょう!





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ちばぎんカップ まだまだ道半ば

2017.02.15 Wednesday
2017 Jリーグプレシーズンマッチ 千葉ダービーマッチ
第22回ちばぎんカップ ジェフユナイテッド市原・千葉●0 - 2○柏レイソル
2017/02/11(Sat.) 13:00 日立柏サッカー場

あっという間のオフシーズンを終え、今年もサッカーの季節がやってきました。恒例になったレイソルとの千葉ダービーも22回目。日立台での開催は4年ぶりですね。久しぶりに行きましたが、アウェイのホスピタリティの貧弱さと動線の細さは、相変わらずですね・・・・。



エスナイデル新監督の下で新たな戦術を構築しているジェフは、この試合では中盤が逆三角形になる3-5-2システムを採用。最前線から最終ラインまでが激しく上下動を繰り返し、全体の距離を常にコンパクトに保って相手にプレッシャーをかけ続ける戦い方を模索しているようです。この戦術をやり始めてまだ2ヶ月ちょいですから、巧くいかないのはまぁ当たり前でしょう。コンセプトは分かりやすいですし(その分相手にもバレやすいってことだけど)、リーグ戦に入ったときに「チーム」として形にできるかが大事なんで、現時点でとやかく言うことではないですね。

ただ、このやり方の強みと弱みはそれぞれ出ていたかなという印象はありました。
高い位置でのプレスが効いていた序盤は、ボールを奪ってからボールまでの距離が短いのでビッグチャンスをたくさん作りました。清武やアランダの決定機は惜しかったですね。3枚のセンターバックはカバーリングの意識も高く、ロングボールはことごとく跳ね返して柏にチャンスを作らせなかった。ここまでは上手くいっていました。
逆に柏のスピードのあるブラジル人アタッカーの個人技に対しては弱さを露呈する場面も。アンカーに入ったアランダの両脇にあるスペースやセンターバックの間のちょっとしたギャップを上手く使われて、数的不利の大ピンチになるシーンがしばしば見受けられました。2失点はいずれもそうした弱点がビハインドにつながってしまった形で、疲れの見える後半に意識のズレが顕在化すると、ピンチの芽は一気に大きくなってしまいます。こうなると極端に守備意識が高くなって全体が間延びしてしまうので、攻撃のチャンスも増えてこない。終盤は押し込まれっぱなしでした。

こうした課題は、素人の僕が見ても分かるくらいですから当然コーチ陣は把握しているはずです。開幕までに2週間である程度修正され、リーグ戦を戦うごとに全体が成熟すればそれでいいので、僕自身はことさらに悲観的ではありません。

好印象を残したのは、2トップの一角としてフル出場した清武と、後半から登場のサリーナス。清武は序盤から運動量豊富に柏のバックラインと、GKにまでチェイスを仕掛けて大きなインパクトを残しました。得意のプレースキックは不発で終盤は前線で孤立してしまう時間帯が多くなったものの、ポテンシャルの片鱗は十分に示してくれました。
サリーナスは当初起用されたウィングバックではいまひとつでしたが、30分あまりプレーしたセカンドトップの位置では持ち前のスピードとテクニックを遺憾なく発揮。この位置に左利きのアタッカーがいるというのは面白いオプションで、町田との併用であればなかなか迫力のある1.5列目になるかもしれません。

開幕まであと10日。強度の高い「追い込む」トレーニングから、徐々にコンディションを整えて「仕上げる」トレーニングに移行してくるころと思います。その中でアタマもだんだんと冴えてくるでしょうし、戦術理解とコミュニケーションもいっそう深まるはず。選手たちとコーチ陣が「ジェフユナイテッド」をどんなチームに仕立ててくるか、楽しみにしながら開幕を待とうと思います。

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情熱と野心を胸に

2017.01.16 Monday

2017シーズンに臨むジェフユナイテッドの新体制が発表されました。昨年からリニューアルされたファン感謝イベント「キックオフフェスタ」は、地元アイドルのライブやお笑いのショーなどもあって、楽しくにぎやかに行われました。真冬の野外に長い時間いるのはなかなか大変だけど、真面目な部分と楽しむ部分とメリハリもあったし、これはこれでいいんではないかな。

今オフの選手動向ですが、昨オフが大変激しかった分ある程度落ち着いた印象になりました。オナイウ阿道や井出といった生え抜き選手がJ1に移籍してしまったのは残念ではあります。井出なんかはユースのころから見てるし、思い入れも強いからね。新戦力は、清武、熊谷、羽生など2列目の選手を重点的に補強しています。現時点ではセンターフォワードがおらず前線が心もとない印象ですが、高橋GMによれば「外国籍選手の獲得を目指して交渉している。ヨーロッパのウィンドウを狙っているので、キャンプ中にはお知らせできると思う」とのこと。UEFAの移籍ウィンドウは1月31日24時(日本時間2月1日午前8時)までなので、もうすこし時間がかかるかもしれません。A契約枠、外国籍枠ともにまだ余裕がありますから、効果的な補強が成功するといいですね。

新監督に招聘されたフアン・エドゥアルド・エスナイデルは、現役生活と指導歴のほとんどスペインで過ごしたとのこと。アルゼンチン代表の経歴もある43歳です。若いですね。かつてジェフを指揮した木山さんのひとつ下になります。現役時代には「El tanque(戦車)」という愛称がつくほど強いインパクトを残すアタッカーだったそうで、今季も始動以来とてもハードなトレーニングが繰り返されているようです。「1日1日のトレーニングに全力を」という方針の下、翌日以降のスケジュールやメニューを一切公開しないやり方。心身ともに「強い」集団を作ろうと奮闘してくれています。

現有戦力の背番号には大幅な変更はありませんでしたが、町田也真人が10番を背負うことになったのは特筆すべき点でしょう。昨年大ブレイクして、6年目を迎える今季は満を持してエースナンバーをつけます。既に中堅、1年1年が勝負の年になってきますから、今年も期待したい。また若手の出世番号とされてきた29は、清水時代に長くこの番号をつけた山本海人になりました。背番号に特別な意味を持たせることもない、ということかな。2番と9番、13番が空いていますが、9や13あたりには外国籍選手が入ってくるのかな。

チームは今週末に沖縄入りし、糸満と南城で約2週間の春季キャンプを実施します。昨年に続いてニューイヤー杯にも参加するとのこと。公式戦の初戦は、恒例のちばぎんカップになります。今年は土曜日開催。柏でのアウェイゲームになりますが、J1で地力のあるレイソルを相手にチームの成熟度を図る絶好の機会です。楽しみです。

一方のレディースチームは、今オフは4人が退団。最も衝撃的だったのは、フェスタの前日に突然発表された"絶対エース"菅澤優衣香の浦和レッズレディース移籍でした。2013年に新潟から加入して以来、通算109試合で56ものゴールをもたらし、2014年/2015年には2年連続でリーグのトップスコアラーを獲得。昨シーズンは開幕当初からのケガの影響もあって思うような結果が出ずリーグ戦は5ゴールと振るいませんでしたが、それでも大事な場面で大事なゴールを決めてくれる選手でした。今季は復活を期すシーズンと期待していたんですが、非常に残念な思いです。

新加入は4人ですが、事実上2人ということになりますね。昨年の状況を考えると、率直に言って前線・中盤・最終ラインとどこをとっても心許ない。ジェフレディースは例年積極的な補強に動くことがありませんが、現状では降格候補の筆頭になってしまうでしょう。現有戦力の成長が見込めるのか、戦術面でカバーできるのか、先行きはまったく不透明。昨年以上に厳しいシーズンになりそうです。

背番号は、9や11など重要な番号を持つ選手が退団したので、そこに期待の若手が入りました。9番は筑波大卒の2年目ストライカー、横山亜依。11番には常盤木学園出身の3年目アタッカー、三橋明香が指名されました。2人とも昨年はケガがちで思うように出場機会を得られず、しかし出場したわずかな試合では好印象を残しています。迫力の欠ける攻撃陣を牽引する存在として、期待も責任も大きくなりますね。

ところで、ご贔屓の上野紗稀ちゃんですが、キックオフフェスタには「所要のため」欠席でした。レディースの新体制発表で根本さんの次に櫻本さんが出てきちゃったので、理由判明まで本当にドキドキしましたですよ。サポ仲間には「死人の顔になってた」って言われたよ(笑)。本当に覚悟していた今オフですが、引き続きジェフレディースの2番を背負って戦ってくれるようです。それどころか、今季からはなんとチームキャプテンを務めるとのこと!年末に放送された千葉テレビ「Win By All!!」では「(2017年は)チームを引っ張る選手になる!」と力強く宣言していましたが、まさかこういう意味だったとは梅雨ほども想像しませんでした。ライフステージが変わって大変な1年になる中で、これはなかなか覚悟のいる決断。いろいろな部分で強烈なプレッシャーのかかる1年になると思いますが、変わらず笑顔で駆け抜けてくれることを期待しています。

レディースはこの週末から始動し、2月中旬には恒例になったなでしこ交流戦に参加します。リーグ戦の開幕は3月25日。前述のとおり厳しいシーズンになりそうですが、昨シーズンはそれでもタイトル獲得まであと一歩に迫りました。今年も同じように「ジェフレディースらしさ」を見せられるよう、がんばってほしいと思います。

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つくばFCの2016年シーズンが終わりました (3/3)

2016.12.21 Wednesday

来シーズンに向けて−真価を問われる"3年目"

スポーツの世界では「3年目に自身の実力を発揮できるかどうかが重要だ」とよく言われます。ジョイフルの関東1部在籍、レディースの全国リーグ挑戦、ホームゲームの本格運営、いずれも来季がその3年目。足下を固め、展望を確かにし、飛躍できるか。節目のシーズンを迎えます。

ジョイフル、レディースともに、オフシーズンでの積極的な戦力整理が必要です。今シーズンの成績を上回るには、根本的な戦力アップと選手層の充実が必要。ジョイフルは短期間での連戦が多く一部の選手に負担が偏りがちになるし、レディースはレギュラーシーズンに中断期間がないので主力の負傷離脱による影響が大きくなります。今シーズンはこういったリスクが顕在化した面が少なくなかった(レディースは特にケガに泣かされた!)ので、その影響を最小限に抑える努力をしてほしい。選手層の充実、起用方法、トレーニング、アフターケアなどなど、限られた環境でもできることは多いのではないかな。オフシーズンだけでなくシーズン中も継続して戦力の積み上げをしていくことが大事なんだろうと思います。

成績面での具体的な目標はこれまでと変わらないと思います。ジョイフルはリーグ優勝と地域CL出場、全社本大会でのトップ3フィニッシュ、そして天皇杯本大会出場です。近年は特に大学チームとの地力の差が顕著になっているようにも見えますが、そういう面も見据えてのチーム編成はやはり必要。チームとしてもう一段上のステップへ進むために、「強いチーム」「勝ちきれるチーム」を作ってもらいたいと思います。
レディースはまず言うまでもなく、レギュラーシーズンですんなり残留を決めることが第一目標。今季のレギュレーションが継続されるなら「東地区で4位」ということになりますね。それと、皇后杯本大会出場。いずれも今季「あと一歩」まで迫っているものの、その最後のひと押しができていない。それを手に入れるチカラを備えたチームを作ってほしいです。

ホームゲームについては、今シーズン終盤に来場者アンケートを実施したことで様々な意見が上がっていることでしょう。その意見を検証して運営に反映させていけばいいと思います。あとは近場でいいんでJFLやなでしこリーグの試合運営を視察して、いいところを盗むことですね。真似っこと言われようがなんだろうが、良いと思うことは取り入れたほうが良いですから。
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つくばFCの2016年シーズンが終わりました (2/3)

2016.12.21 Wednesday

イベントの充実、「ゼロをイチにする」方法

本格的なホームゲーム運営も2年目を終え、ある程度形ができてきたように思います。試合告知から会場のレイアウト、導線、物販関連、当日試合前から試合後のルーティンなど、流れのテンプレートはできたんじゃないかな。細かい詰めは当然必要ではあるものの、ホームゲームとして観客を受け入れる体制は整ってきたと言えるでしょう。

ところが、肝心の観客動員が思うように伸びていません。有料開催したホームゲームの観客数は、ジョイフルが平均224人(前年比15人(6%)減)、レディースは199人(同89人(31%)減)で、いずれも前年割れ。古河開催や最終節「JICAデー」、プレーオフや入替戦では多くの動員を記録(いずれも無料開催)しましたが、いわゆる「普段の試合」では、動員が伸びるどころか減ってしまっているというのが実情です。

最多動員は5/21の関東リーグ・前橋戦(332人)。この時期はホーム開催が連続することで、大々的にキャンペーンをうっていました。つまり、普段の動員が思うように伸びないのは、単純に「プロモーション不足」が大きな要因を占めているといわざるを得ません。僕もなんどかイベントの手伝いをしたりしましたが、実感としてあるのは「つくばFCそのものが地元の人たちに知られていない」という、あまりに根本的な問題でした。地域での知名度を上げるためのアイディアとリソースが、残念ながらまだまだ不足しているということです。

一方で、キャンペーンを打てばそれなりに動員増に直結しているというのも、また事実ではあります。ですから、まずは単純に「日常的に街頭PRをしていく」ことをすればいいんじゃないかと思うんですよね。試合週の火曜金曜の朝に駅でビラを配るとか、前週末の試合のないほうの日にショッピングモールでアピールするとか、やり方はいくらでもあるはず。今でも地域のイベントにブースを出したりしていますが、年に3回しかないイベントでちょっと名前を出すくらいじゃ、はっきりいって全然足りません。「チーム」が立派な成績・結果を残しているのだから、「クラブ」もそれに応えてもっと努力をしなければならないのではないかな。
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つくばFCの2016年シーズンが終わりました (1/3)

2016.12.21 Wednesday

つくばFCの男女トップチーム「ジョイフル本田つくばFC」と「つくばFCレディース」は、12月6日もって2016年シーズンの公式戦をすべて終了しました。4月3日の開幕から、中断もありながらのまる8ヶ月。長丁場のシーズンがようやく終わり、落ち着いたオフシーズンに入ります。

昨年に続いて、個人的な視点からつくばFCの2016年を振り返り、来年に向けての展望を紐解いていきます。

勝負どころで力を発揮できなかった【ジョイフル】

ジョイフル本田つくばFC
第50回関東サッカーリーグ1部 5位(勝点27、8勝3分7敗、得失点差+3)
第52回全国社会人サッカー選手権大会 第4位
第19回茨城県サッカー選手権 1回戦敗退
第9回KSL市原カップ ベスト8

上位定着をテーマとして2年目の関東1部に臨んだジョイフルでしたが、序盤戦と終盤戦で低調となってしまい、今シーズンは5位でフィニッシュとなりました。かろうじてトップハーフは維持しましたが、本音を言えば、もう2つは上の順位で終えたかったところですから、残念な結果ではあります。

ホームゲームではわずかに1敗、18試合で37得点と、昨シーズンに続き攻撃力の高さとホームでの強さを見せたものの、対照的にアウェイでは3勝6敗と不振。失点もリーグワースト2の34失点で、守備面では相変わらず課題を残すことになりました。3失点以上の試合という観点では、ホームではゼロなのに対しアウェイで5試合。いずれの傾向も昨年と変わりません。

リーグ戦は高い攻撃力と脆い守備が見られたのに対し、トーナメントゲームでは集中した守備を継続して、ロースコアからの延長戦という試合が多くなりました。特に全国社会人選手権では、試合ごとにガラッと戦術を変えながらしぶとく戦っての第4位。強豪のFC今治をPK戦の末に破るなど、全国に対し大きなインパクトを残しました。最終的に望んだ結果を勝ち取れず悔しい結果に終わりはしましたが、相手に合わせて柔軟にコンセプトを変え、かつそれにしっかり対応していく様は、本当に見事なものでした。選手の入れ替わりや負傷者の続出にも対応してチームを作り上げた副島監督と、監督の意図を着実に汲み取ってピッチで体現した選手たちは素晴らしいと思います。

地域CL出場とJFL昇格はかないませんでしたが、それにあと一歩せまるところまでいくことはできました。「全国4位」という成績はいうまでもなく立派に誇れるもので、来季以降に十分な期待を持たせるものとなりました。

足元をすくわれた【レディース】

つくばFCレディース
2016プレナスチャレンジリーグEAST 5位(勝点16、5勝1分9敗、得失点差-12)
2016プレナスチャレンジリーグ総合 11位(勝点4、1勝1分1敗、得失点差-1)
2016プレナスチャレンジリーグ入替戦 1勝1分 残留決定(2戦合計4-3)
第38回関東女子サッカー選手権 第8位

全国リーグ2年目となったレディースは、昨年に続いて入替戦にまわることになりました。皇后杯予選からのインターバルが約1ヵ月半と、調整の難しいシチュエーションではありましたが、茨城ダービーとなったMITO EIKO FCとの入替戦と1勝1分として、来季のチャレンジリーグ残留を決定。来年も全国リーグに挑戦できることになりました。

レギュラーシーズン・プレーオフともに、ライバルチームの想定外のV字回復に足下をすくわれた格好になったのは否めません。北海道の監督交代後の勢いはものすごかったし、新潟医福大がプレーオフで3連勝するとは誰も予想しなかった。プレーオフに関していえば、つくば(とWEST 5位の名古屋)としては、新潟医福大、JSCLと対戦する最初の2試合で2連勝して、最終戦を待たずに残留を決めるつもりだったはず。それがお互いに新潟医福大からの星を落としてしまい、最終戦で潰しあうことになってしまったのは、ある意味不幸ではありました。

ただ、ライバルチームの成長に対してつくばはシーズン中の上積みが思うように得られなかったのも事実で、最終的には得点力・攻撃力の差が勝敗を分けたんだと思います。プレーオフ最終節の「引き分けでもダメ」というプレッシャーはこのレベルの選手たちには非常に重く、確実に得点を狙うあまり慎重になりすぎて、結局決定機を逸してしまうシーンが多くなってしまいました。

昨シーズンの8得点15失点(15試合)に対して、今シーズンは16得点29失点(18試合)。複数得点も3試合ある一方で、3失点以上の試合が4試合あり、守備力の確定的な安定には至りませんでした。また無得点の試合も7試合、うち6試合で敗戦しています。組織的に一貫したサッカーを展開してゲームを作ることができるようになり、昨シーズンに比べるとチーム力が大きく向上したことは確かですが、数字として現れる"結果"の部分では、攻守両面で上位とはまだ差があった。選手個人としてもチーム全体としても、今後に向けてどう上向けていくかは重要なポイントとなりそうです。
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皇后杯準々決勝 戦えていた、という手応え

2016.12.19 Monday
第38回皇后杯 全日本女子サッカー選手権大会
準々決勝 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース●0 - 1○日テレ・ベレーザ
2016/12/17(Sat.) 11:00 Pikaraスタジアム

U-20女子W杯による1ヶ月あまりの中断が明け、ようやく公式戦が再開しました。今年の皇后杯はフクアリでの決勝開催。"ホーム"に戻って戴冠を果たすために、チーム一丸となって奮闘しましたが、今季6度目の対戦となった最強チームの壁を崩すには至りませんでした。



前半はまるっきりベレーザのペースでした。80%以上ポゼッション取られてたんじゃないかな。コイントスでベレーザがエンドを入れ替えたので前半はジェフが僕ら側に向かって攻めてくる形になりましたが、ほとんどの時間で向こう側、つまりジェフ陣内でプレーが展開されていました。後半はジェフにも攻め手がやや増えて、前半ほど圧倒的にゲームを支配されているという印象はありませんでしたが、それでもリアクションサッカーであることに変わりはなかった。自分たちでビルドアップして積極的に攻めに出るということはできませんでした。

ただこれは十分に想定されていたことで、今季5度の対戦からベレーザ対策としてジェフがあえて選択した形です。中盤と最終ラインをきちんとセットしてベレーザのパスサッカーを待ち受け、ポイントポイントで十分に人数と圧力をかけて守ろうという意図の表れでした。右サイドバックに千野さんが復帰したことで、深い場所でも守備力は中断前より飛躍的に向上したし、ボランチとセンターバックのブロックは守備意識をより高く持って、ベレーザの強力な中盤に自由な仕事をさせなかった。意図は十分にチームに浸透して奏功し、狙い通りにベレーザのストロングポイントを押さえ込んだのです。この1ヶ月間、とてもいい準備ができたのだなと、期待を抱かせるサッカーでした。

守備に重きを置くということは、必然的に攻撃の手段はカウンターが中心になります。チャンスシーンを多くは作れないだろうけれど、その数少ない決定機を菅澤さんと深澤さんのダブルエースに託し、ひとつでもモノにしてくれれば、そうすれば勝機は見えてくる。それが最強チームを倒すための唯一の解でした。それ自体はチーム全員がしっかり共有して体現できていた。放ったシュートはたった3本でしたが、いずれもこの上ない決定的なチャンスでした。

だから、キックの名手である上辻が投入された直後にボックス前の危険な位置でFKを与えてしまったことは不運であったし、決定機を決められなかったのはほんのわずかの差でしかなかった。そのわずかな差が、勝利と敗戦という厳然たる結果になって現れてしまった。「勝負のあや」としか言いようのない、紙一重の試合でした。

ひたちなかでのドローの試合よりも確実にベレーザを追い詰めたし、1ヶ月間のトレーニングが実って彼我の差をここまで詰めたというのは、純粋に選手たちががんばった成果です。残念ながらそれが結果に結びつかず、悔し涙でシーズンを終えることになってしまったけど、遅ればせながら「強いチーム相手にも十分戦える」という手応えを得たことは、来シーズンにつながると思います。

さて、ご贔屓の上野紗稀ちゃんですが。

左サイドバックで先発。終盤はポジションを1列上げて、90分間フル出場しました。今年はシーズン中に大きな負傷もなく、ポジション争いにも勝って定位置を確保して、通算30試合/2653分の出場(チーム内4位)となりました。最後の最後まで、本当に懸命に走りぬきました。



チーム内での徹底した戦術共有のもと、持ち味のオーバーラップを封印して左サイドの守備に尽力しました。前の保坂さんやボランチの瀬戸口さんとのコミュニケーションもスムーズで、ベレーザの右サイドにほとんど仕事させませんでした。清水が負傷欠場でベレーザの右サイドが1枚落ちていたということを差し引いても、守備面で与えられた役割は十二分にやりきったと言っていいんではないかな。

攻撃面で大きなインパクトを与えられなかったのはしょうがない。後半に中央をスルスルと持ち上がって左脚を振りぬきましたが、うまくミートせずブロックされてしまいました。あれシュートにカウントされてないのな。終盤にアタッカーにまわりましたが、ベレーザもポジションチェンジで守備を整理して逃げ切りに入っていましたから、さしたる効果は上げられませんでした。これもしょうがない。

今シーズン最後になってしまったので、出待ちをさせてもらったんですけど、迎えたもののあまりに悔しそうでかける言葉も見つかりませんでした。なんとか「1年間お疲れさまでした、ありがとうございました」と、それだけは伝えたけど、なんかこっちまで余計に悔しくなっちゃってね。予定より少し早いオフ入りになってしまったけど、まずは疲れた体を休めて、痛めているところを癒して、ゆっくりと過ごしてほしいと思います。

これをもって、長かった2016年シーズンも終わりになります。うまくいかないことも多くて、悔しい思いをすることもたくさんあったシーズンでしたが、個人的にはとても充実した1年でした。ホームは全部行ったし、アウェイにもたくさん行ったし、メインスタンドからもゴール裏からも試合を見ました。写真もたくさん撮ったなー。新しく知り合った人も多くて、いろんな人にお世話になりました。みなさん、ありがとうございました。

束の間のオフがあって、年明け1/15にはもう新体制が発表されます。今年も悲喜交々のオフになると思うけど、一緒に戦ったチームに感謝し、新しいチームに期待を持ちながら、来シーズンに向けてまたゆっくり準備をしていこうと思います。

1年間お疲れさまでした。また、来年。

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皇后杯3回戦 疲労困憊

2016.11.08 Tuesday
第38回皇后杯 全日本女子サッカー選手権大会
3回戦 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース○2 (a.e.t.) 1●ニッパツ横浜FCシーガルズ
2016/11/06(Sun.) 11:00 コカ・コーラウエスト広島スタジアム

リーグ最終戦と皇后杯2回戦をお休みしたので、3週間ぶりの現地観戦。皇后杯は会場が毎年ガラガラポンで地方に飛ばされることも少なくないんですが、今年もなぜか遠いほう遠いほうへ振れてしまいました。そういうわけで、3回戦は昨年に続いての広島遠征。日曜日の昼開催ということで、前泊→当日帰りという強行軍で行ってまいりました。試合前も試合後も帰り際まで、終始バタバタのスクランブル遠征になっちゃいました。

2回戦でアップセットがあって、この日の相手はなでしこ2部の横浜FCシーガルズ。今季は2部8位で、最終節で辛くも残留を決めたというチームです。個人的には、つくばFCレディースのほうで一昨年の関東2部、昨年のチャレンジリーグと戦ってきた相手で、2年間で5試合して1点しか取れず全敗という、苦い印象のある相手でもあります。今回はジェフレディースで戦いますけど、そういう意味では期するものがちょっとはあったんだよね。

主力メンバーをしっかり出場させて「きっちり」勝って終わりたかったところでしたが、期待に反して大ブレーキの前半。試合のリズムは握るものの、細かいパスのズレ、フィニッシュの精度や積極性を欠いて、チャンスを決定機にできないまま時間が過ぎていく悪癖が出てしまいました。バックラインの裏を取ったりサイドからクロスを何本も上げたりしたんですけど、結局シュートは3本どまりというね。逆に鋭いミドルを打たれて肝を冷やしたりしたので、ハーフタイムの応援席は一様に焦りが見えました。ドレッシングルームに引き上げる選手たちも難しい表情をしていて、後半に向けて何か変わらなければという空気。

右サイドでブレーキになってしまっていた安齋さんを下げて保坂さんにスイッチした後半開始早々、それまでまともにシュートが打てずやきもきさせていた菅澤さんが、鴨ちゃんのスルーパスに反応して右脚一閃。ようやく先制点を挙げました。その後も押し気味に試合を進めるもののやはり追加点が取れず、安心できないままの90分。セットプレーでは様々に変化をつけて奇襲を狙っていた横浜の作戦が、最後の最後で結実してしまいました。

延長戦は終始ジェフペースで、横浜にチャンスを与えるどころかほとんどの時間を敵陣でプレーするほどでした。横浜は負傷者が続発して90分までに交代枠を使いきっていたので、とにかく30分耐え抜いてPK戦にかけるつもりだったのかもしれません。90分では6本だったシュートが、延長後半の15分でなんと5本の乱れうち。真ん中をガッチリ固めた相手に攻めあぐねましたが、最後の最後でセットプレーからにっしーが値千金の決勝ゴールをゲットしてくれました。この時点で残りは5分強。割り切って1点を守りに入って、どうにか逃げ切っての勝利でした。疲れた。とにかく疲れました。勝ててよかった。

さて、ご贔屓の上野紗稀ちゃんですが。

左サイドバックでスタメン出場。後半終盤からはポジションを1列あげて、120分走りきりました。ブランクから1ヶ月が経過して、コンディションも回復。延長戦を戦っていつもより運動量は増えたはずですが、ギリギリでも勝利できたとあって試合後の表情は晴れやかでした。




横浜の各選手が比較的中央に寄っていたので、両サイドはスペースが空いていました。右は不調の安齋さんと本職でない櫻本さんだったので停滞してしまいましたが、左サイドはいつものコンビで活き活き。上野ちゃんも積極的にオーバーラップして、高い位置でプレーできていました。クロスも何本かあげましたけど、残念ながらこれはフィニッシュチャンスまでつながらず。逆にドリブルからのカットインと狭いエリアでのコンビネーションはスムーズで、深澤さんや鴨ちゃんと連携してチャンスを演出しました。

延長前半にはバイタルエリアでパスを受けて、切り返しから右脚シュート。流れは良かったんですが、やはりコースが甘くなって出口春奈にがっちりブロックされてしまいました。「右脚のシュートを練習しないとですね」とは本人の談。レフティが左サイドからゴールを狙う場合の宿命(DFをかわす動きで左脚を使ってしまう)ではあるものの、なんとももどかしい感じです。

今月20日が22歳の誕生日。この時期は公式戦が組まれていないので、ちょっと早かったんですがささやかにお祝いさせてもらいました。ホント勝ってお祝いできてよかったわー。帰りは新幹線ですか、と訊かれたので、そうです、ゆっくり帰りますと返すと、「あ、じゃあお先でーす♪」(チームは空路移動)とにこやかにからかわれてしまいました。ちょーしのってるね!まぁかわいいから全部許します(笑)

U-20女子W杯の影響で、このあとは約1ヵ月半の中断に入ります。丸亀開催の準々決勝では、王者・ベレーザと今季6回目の対戦になります。厳しいことを言いますが、いまの状態ではベレーザにはとても適いません。五分の勝負すらできないと思う。
ただ、主力を始め多くの選手が代表召集でチームを離れているベレーザに対し、ジェフレディースはチーム全員が揃ってみっちりとトレーニングを積むことができます。彼我の差は大きいですが、40日あれば十分に詰められると思う。今度こそ勝ってタイトルに手をかけるために、しっかりといい準備をしてほしいと思います。

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"魂を磨く"激闘の地へ 〜第52回全国社会人サッカー選手権〜

2016.10.27 Thursday

今年一番の大遠征、四国・愛媛で行われた全国社会人サッカー選手権に行ってきました。関東リーグ1部で5位に終わったジョイフル本田つくばFCにとって、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL、旧・地域決勝)の出場権を獲得するための最後のチャンスとなるこの大会。最大で5日間連続の5連戦となる過酷なノックアウトトーナメントに挑む選手たちを少しでも後押ししようと、太鼓を担いで一路松山へ。

リーグ戦終盤は苦しい戦いを強いられ、最終成績もギリギリトップハーフという結果に終わったジョイフル。ですが、この大会を前にけが人も全員が復帰し、20人フルメンバーで愛媛入りしたとのことです。初日が第1試合に組まれてしまったため、当日入りでは間に合わず僕は金曜日に前泊することに。夜にはじゃこカツ食べたり伊予柑ハイボール飲んだりして英気を養い、連戦に備えます。

1日目:ずぶ濡れフットボール【vs. FC Kawasaki】

1回戦 ジョイフル本田つくばFC○6 - 1●FC Kawasaki
2016/10/22(Sat,) 10:00 北条スポーツセンター球技場

もともと雨予報は出ていたものの、試合開始後に本格的に振り出してまさしくヘヴィー・ウェザーとなった1回戦。球技場のすぐ裏にあるフットサル場の屋根付きベンチに荷物を置かせてもらって、濡れるのを防げたのはよかったです。ただ、観戦スタンドは屋根なしのベンチシートなので、人間のほうは全身濡れネズミ。狭い導線にチーム関係者・大会関係者・一般観戦者が入り乱れる妙な光景に苦笑いしつつ、初戦に臨みました。

岐阜県1部から出場のFC Kawasakiが相手となった1回戦は、川村誠也のハットトリックを含む6得点で大勝となりました。格下相手ではありましたが、この結果は出来過ぎじゃないかと思うほど。終始試合を支配してポゼッションを維持し、12本のシュートのうち半分がネットを揺らす安定振りでしたし、他にも決定的なチャンスがあって、まさに圧倒しました。初戦はスカウティングが難しくタフな試合になると思いましたが、みんなしっかりここにコンディションを合わせてきてて、ポテンシャルを十分発揮してくれた。見事な勝利でした。



2日目:激闘100分、会心の勝利【vs. FC今治】

2回戦 ジョイフル本田つくばFC○0(4 PK 1)0●FC今治
2016/10/23(Sun,) 11:00 北条スポーツセンター陸上競技場

2日目にして大一番。いわゆる「Cブロック」の最有力候補であるFC今治は、地元開催ということもあって力の入りようが全然違います。アカデミーや学生を動員した大応援団を擁し、今話題沸騰のチームを一目見ようと競技場の周りにはギャラリーがひしめいていました。宇都宮徹壱さんには「よほどのことがない限り、今治が準決勝に駒を進めることだろう」なんてかかれる始末。


副島監督は今治のサッカーを非常によく研究していました。センターバックとボランチの4枚で真ん中をしっかり固め、周りに小回りの効くアタッカーを配した堅守速攻スタイルを徹底しました。今治がそれまでの4バックではなく3バックにしてきたのは想定外でしたが、驚くべきは選手たちがそれに柔軟に対応し、最後まで自分たちの役割を愚直に全うして集中を保ったことです。延長までで17本ものシュートを浴びましたが、こちらも7本のシュートを放って相手ゴールを脅かし、決定的チャンスもあった。前評判が非常に高かった今治を相手にゴールを守りきったことは、非常に大きな自信と財産をもたらしたはずです。

PK戦は、太鼓をたたき始めてからは初めての経験で、無我夢中でした。川村のキックがネットを揺らした瞬間は、一生忘れられないと思う。いま思い出しても震えます。会心の勝利でした。


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なでしこ1部第17節 "一発"を手にできるチカラ

2016.10.18 Tuesday
2016 プレナスなでしこリーグ1部
第17節 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース●0 - 1○浦和レッドダイヤモンズレディース
2016/10/15(Sat.) 14:00 フクダ電子アリーナ
6位(勝点20)→6位(勝点20)

早いもので、なでしこリーグも今季のホーム最終戦となりました。マッチデースポンサーがついたこの試合は、招待もあって1800人が観戦。対戦相手の浦和がルヴァン杯の決勝と重なったことで動員が減ってしまったのは残念でしたが、フクアリでの試合を多くの人に楽しんでもらえたのは何よりです。



レッズレディースには、今季はアウェイゲームで0-1の惜敗。拮抗した試合展開から柴田華絵の"一発"に沈んでしまった格好でしたが、果たして今回も同じような試合になりました。足下の技術が確かなボランチ2枚を擁して中盤センターを制圧する浦和と、運動量を強みとするダイナモを配置して両サイドで主導権を握るジェフ。それぞれの長所を発揮してお互いにリズムのよいサッカーを展開しますが、フィニッシュの部分、ストライカーとセンターバックの勝負では互いの守備陣がしっかりと踏ん張って相手に仕事をさせず、引き締まったゲーム展開になりました。今季は残留争いに巻き込まれ、下位同士の対戦となった両チームですが、一進一退でエキサイティングな攻防が繰り返されて、集まった観客を十分に魅了したと思います。もちろんゴールがもっと決まればもっと楽しかったと思うけど、ジェフレディースとレッズレディースの「サッカーの魅力」は、十分に伝わったんじゃないかな。

前半をゴールレスで折り返して、やはり今回も"一発待ち"に。そしてその一発を手にしたのはまたしても浦和で、今度もコーナーキックからでした。1発、2発としぶとく守っていたジェフでしたが、最後は長船のハイジャンプに屈して失点。セットプレーの崩れでマンマークがアンバランスになると、やはりキックの精度と高さがモノをいいますね。それを発揮できる選手が多く揃っている、活かせているというのが、このところの浦和の好調の要因のひとつなんでしょう。開幕7試合勝ちなしって、ホント一体なんだったんですかね(笑)

ジェフは今まさしく満身創痍です。前節負傷欠場した磯金さんは思っていたよりも軽傷でスタメン復帰しましたが、今度は千野さんが離脱。鳥取で途中出場して切れのあるプレーを見せた"みっつー"こと三橋明香もケガをしてしまったようで、右サイドの活力が一気に失われてしまいました。今回は櫻本さんが右サイドバックにまわりましたが、引いた守備はさすがに相当巧いんですけど、敵陣では安齋さんが孤立してしまってかなり苦しい展開を強いられてしまった。あんちゃん1人で塩越と北川の2人を相手にするのはムチャってもんですよ。
他にもケガを抱えながらプレーを続けている選手は多いし、苦しい時期が続いています。次のリーグ最終節とその後の皇后杯2試合を終えれば、1ヵ月半の中断期間。なんとかそこまで持ちこたえて、11月を心身ともにリフレッシュする時期としてほしいところです。

さて、ご贔屓の上野紗稀ちゃんですが。

左サイドバックでスタメン出場。後半のラスト20分間はポジションを上げて左サイドハーフでプレーし、90分間フル出場しました。そしてこの試合の出場で、リーグ戦・リーグカップ・皇后杯を含めたジェフレディースでの公式戦出場が、100試合に到達。試合後には若林美里さんのリーグ戦100試合出場のお祝いがありましたが、上野ちゃんもひっそりと大台を達成していたのでした。おめでとう!


右サイドの活力が停滞する中で、攻撃の起点は次第に左に偏っていくことになりました。必然的にボールに触る機会も増えていくんですが、浦和もこちらサイドをしっかり引き締めてケアしていたので、余裕を持って思うようにプレーできたかというとそうではなかったですね。前半にバイタルのスペースを見つけてスルスルと上がって待ち構えたのが、この日最大のチャンスだったかな。終盤はポジションを上げたものの、マッチアップが本職センターバックの栗島になった上に長船と常に2人でカバーされてしまったので、得意のドリブルを披露できる場面もありませんでした。この試合は、チームとしても全体的に苦しかったね。

浦和の右サイドバックに栗島がラインナップされていたので、個人的には塩越と上野ちゃんのマッチアップを見られるかと期待したんですけど、塩越が左にまわってしまったので、残念ながらかなわず。駒場でどえらいインパクト植えつけられて以来注目してる選手なんですけど、塩越の左サイドってどうだったのかな、やれてたんだろうか。駒場のときほどゴリゴリ感は感じなかったなーというのが率直なところなんですけど、どうなんですかね。

試合後にはゲート下での見送りに並びましたが、ずいぶんと疲れた表情をしてました。気温の変動もあったし、2週のブランクからコンディションを戻すのも大変だっただろうし、この日もかなりタフなプレーを要求されていたので、さもありなんかな。それでも力強くバチッ!とハイタッチしてくれたので、皇后杯には万全のコンディションで臨んでくれると思います。

2016年のなでしこリーグも、次の伊賀戦で最後になります。早いなあ。お互いに1部残留は決まっていますが、負けると順位が入れ替わってしまうので、きちんと勝って6位でフィニッシュしたい。リーグ戦の最終順位は来年のリーグカップの組み合わせにも影響するしね。その後の皇后杯に向けて、弾みをつけていきたいところです。がんばりましょう!

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